普通の女の子どころじゃねぇ! 元キャンディーズ伊藤蘭、年齢を感じさせない存在感でキャンディーズの名曲を熱唱
「いまは楽しく、幸せな思い出ばかり。スーさん、ミキさんに感謝」
1970年代のアイドルシーンをけん引したアイドルグループ「キャンディーズ」の元メンバーで、現在はソロ歌手として活動する伊藤蘭さんのコンサートツアー「伊藤 蘭コンサート・ツアー2020 〜My Bouquet & My Dear Candies!〜」が2月15日からスタート。
幕開けとなった新宿文化センターのステージでは、キャンディーズ時代の懐かしのナンバーや2019年5月リリースのソロデビューアルバム「My Bouquet」の楽曲を披露し、長年のファンたちによる“ランちゃん”コールが起こるなど、心地良い熱気に包まれました。
ピンクレディーとともに1970年代のアイドルシーンをけん引したキャンディーズ。“ラン”の愛称で親しまれた伊藤さんは1978年のグループ解散後、41年の時をへて2019年にソロ歌手としてデビュー。「My Bouquet」の1曲目に収録されている「Wink Wink」で始まった今回のツアーでは、ピンクの衣装で登場した伊藤さんが軽やかな歌声を響かせると、客席から「ランちゃーん!」の声援があがる場面も。「皆さんに最高の時間を過ごしていただけるように、一生懸命、歌います」とあいさつした後、オトナのムードを漂わせる「ミモザのときめき」「恋とカフェインとスイーツと猫舌」を披露しました。
純白のドレスに着替えた後は、「時間を巻き戻して、若き日に作詞した曲を」と話し、自身がキャンディーズ時代に作詞を手掛けた「恋がひとつ」「アンティック・ドール」を披露(アンティック・ドールは作曲も伊藤さん)。いずれもシングル化されていないアルバム収録曲とあって、思わず聴き入った観客も多かったようです。
その後も「危い土曜日」「その気にさせないで」「ハートのエースが出てこない」「哀愁のシンフォニー」など懐かしのシングル曲を立て続けに歌うと、“ランちゃん”コールとともにファンは大合唱。当時を再現した振り付けやステージングに伊藤さんも「懐かしい曲ばかりですが、皆さんと一緒に歌っていると全然古い歌に感じないですね」と笑顔で語る場面も見られました。
ライブ後半も「やさしい悪魔」「年下の男の子」「暑中お見舞申し上げます」「春一番」などキャンディーズの大ヒットナンバーを熱唱し、40数年前に戻ったような独特な熱狂を生んだ伊藤さん。「あの頃は若さ故の葛藤や悩みがあった」と振り返りつつも、「いまは楽しく、幸せな思い出ばかりです。ここに集まってくださった皆さん、そして、スーさん(田中好子さん)、ミキさん(藤村美樹さん)に感謝を伝えたいです」と、キャンディーズとしてともに過ごした2人への思いを込めながら、キャンディーズのラストシングル「微笑がえし」を熱唱。アンコールでは、2011年に急逝した田中さん作詞作曲の「Please Come Again」を歌い上げました。
ネットでは、「めちゃくちゃ素敵」「65歳って嘘でしょ? 可愛すぎでしょー」「変わらず素敵です。あんな風に年を重ねたいです」「これは紅白も可能性あるんでは」など、年齢を感じさせない美ぼうに驚きの声が上がっています。なお、コンサートツアーはこの後、大阪、名古屋、広島、福岡、香川、札幌、仙台と回り、ファイナルとなる4月16日は東京「LINE CUBE SHIBUYA」で開催予定。あの懐かしい時間に会いに行きたいですね。
(ADAKEN)
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