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クルーズ船「ルミナス神戸2」運営のルミナスクルーズが経営破綻 新型コロナ影響でキャンセル相次ぐ

インバウンド依存はほぼなかったとのこと。

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 クルーズ船「ルミナス神戸2」を運行する「ルミナスクルーズ」(神戸市)が3月2日、民事再生法の適用を神戸地裁に申請したと発表しました。新型コロナウイルスの感染拡大でキャンセルが多数発生し、自力再建を断念しました。帝国データバンクによると、負債は約12億4300万円。

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神戸港発着の大型レストランシップ「ルミナス神戸2」(Wikipediaより 663highland CC BY 2.5

 「ルミナス神戸2」は神戸港発着のレストランクルーズ船(4778トン、1994年就航)。神戸港や大阪湾のクルーズのほか、ランチ、ディナー、ブライダルなどの観光クルーズを運航。ピークの2009年5月期には約11億円の売上高を計上していました。

 ところが18年以降、地震や台風など自然災害が続いて運行中止が相次いだ上、燃料価格が高騰し、資金繰りが悪化。外国人観光客への依存はほぼなかったものの、1月以降は多数のキャンセルが発生。「このまま現状を放置すれば、債権者の皆様方に多大な御迷惑をおかけすることが必至」として、民事再生に踏み切ったとのことです。

 同じく神戸港のレストランクルーズ船「コンチェルト」運営会社の親会社が支援を表明。ルミナス神戸2は一時運休しているものの、予約済み客にはコンチェルトで代替サービスを提供するとしています。

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Webサイトでは民事再生の申し立てとルミナス神戸2の一時運休を告知している

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