伊豆シャボテン動物公園(静岡県伊東市)でカピバラの赤ちゃんとワオキツネザルの赤ちゃんが誕生しました。
カピバラの赤ちゃん
カピバラの赤ちゃんは、カピバラ虹の広場で暮らすケビン&タブの間に2月8日に誕生しました。性別はオス1頭、メス1頭。体長は約30センチ、体重は約2キロで、順調に成長しているとのことです。
公開された写真の中にはキャベツを食べようとする姿も。いっぱい食べていっぱい遊んで、大きくなってほしいです。
カピバラの生態
カピバラは、齧歯目(ネズミの仲間)の中で最も大きく体重50キロにもなります。
体長100センチ〜130センチ、体は頑丈で長くて荒い毛がまばらに生えています。
20〜30頭の群れで水辺近くの草原に住み、泳ぎや潜水が得意で四肢の指に小さな水かきがあり、尾はほとんどありません。
食性は草食性で、当園ではキャベツ・さつまいも・にんじん・りんご・青草・乾草・草食動物用固形飼料などを与えています。
妊娠期間は約5カ月、一度の出産で1〜8頭が生まれます。赤ちゃんは生後2〜3日で草やキャベツなどをかじりはじめ、授乳は1日4〜8回、3カ月ほどで離乳をします。寿命は野生では約8〜10年です。
ワオキツネザルの赤ちゃん
ワオキツネザルの赤ちゃんは1月28日に誕生した双子ちゃん(性別は不明)。母親はワオキツネザル島で暮らすレイラです。
赤ちゃんたちの頭胴長は約15センチ、尾長は約20センチ、体重は約60グラム。クリクリのオメメと長いシッポがチャームポイントで、母親にしがみつくような愛らしいしぐさを見せています。
ワオキツネザルの生態
メスが優位の20頭近くの群れを作り、日中は主に地上で生活をしています。
昼行性で朝は日光浴を行う習性があり、気温の高い昼は木陰で休み、朝と夕方は活発に活動します。食性は木の実・果実・昆虫などを食べる雑食性です。
繁殖期は4〜5月で妊娠期間は約135日、一度に1〜2頭の子供を産みます。赤ちゃんは生後2〜3週間ほどで母親の背に乗るようになり、1カ月ほどで大人と同じものを口にするようになります。
身体的に最も特徴のある長い尾は、黒白の帯が交互に重なり輪状に見えることから輪尾(ワオ)キツネザルと呼ばれています
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