東京五輪の聖火が3月20日、ギリシャから宮城県の航空自衛隊松島基地に到着し、石巻市の聖火展示会場へ。同会場ではランタンの聖火が2度消えるハプニングもありましたが、聖火リレーの公式アンバサダーとなっている同県出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の2人が急きょショートコントで場をつなぐ“神対応”を見せました。
聖火展示会場では、ランタンの聖火から展示用の聖火皿に火を分ける際、強風のためランタンの火が2度消え、そのつど予備用の聖火からランタンに再点火することに。予期せぬ事態に会場は静まり返りましたが、サンドウィッチマンの2人が「ギリシャまで火を取りに行ってます」とフォローし、予定にはなかったショートコントで場をつなぎました。機転の利いた見事な対応だー。
この様子はワイドショー番組「ゴゴスマ」(CBCテレビ)で生放送。しかし、サンドウィッチマンの2人は生放送されていたことを事後に知ったらしく、伊達さんは「まさか……あれが中継されていたとは……焦った焦った」と、富澤さんは「テレビで生中継!? 聞いてないよ!? 放送禁止用語とか言ってないよな!?」と動揺したことを各自のブログで報告しています。
また、伊達さんは「オリンピック、色々と言われてますが、聖火が無事に届いたんだから……聖火リレーの公式アンバサダーとしては一生懸命に聖火リレーを盛り上げたいと思います」とコメント。富澤さんは「色々と逆風が吹き荒れる大会ですが、ぜひこの機会に聖火を見て元気をもらって下さい!」と聖火リレーへの思いをつづっています。
サンドウィッチマンの“神対応”についてネットでは、「有能かよ!! さっきから目汁が止まんねーよ」「こういう気さくなところが人気No1なのよね」「皆の心に笑いの聖火を灯したな……!」「瞬発力スゴイなあ」「プロだねえ〜」といった好評価の声が多数見られました。
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