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“オッドアイの白猫がなめるとケガが治る” 優しくてミステリアスな白猫さんの漫画が不思議な魅力(1/2 ページ)

すてきで不思議なお話です。

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 不思議な能力を持つ白猫の漫画がTwitterに投稿され、「愛に泣ける」「すてきな話」などの感想が寄せられています。作者は漫画家の石原 苑子(@wanisankowai)さん。


ALT かしこく、不思議な猫だった小雪さん



 石原 苑子(@wanisankowai)さんが小学生の時に、お母さんがもらってきた3匹の成猫。その内の1匹が、最年長の小雪さんでした。白い毛並みに、金色と空色のオッドアイが美しかったといいます。


ALT 白い毛並みにオッドアイの猫さん

 人間の言葉に返事をするなどかしこかった小雪さんは、とても不思議な力を持つ猫でもありました。ある日、お母さんが仕事で足の関節を痛めて帰宅。すると小雪さんはお母さんに寄り添い、痛めた足をなめはじめたんだそうです。


ALT 痛めたお母さんの足をなめ続けていた

 小雪さんが満足するまでなめると、なぜかお母さんの関節痛は治っていました。次の日、ケガもないのに足を引きずっている小雪さん。お母さんの痛いところを引き受けてくれたのでしょうか……。「そういうことはせんでええんよ」と小雪さんに言い聞かせていたお母さんですが、小雪さんは同様のことを繰り返したそうです。


ALT ケガはないのに足を引きずる小雪さん

 小雪さん、お母さんが痛がるところをなめ終わると、満足そうに自分の前足の指を吸いながら眠りについていたとのこと。今は天国にいる小雪さんの、不思議な力はなんだったのか……。ミステリアスながらも、お母さんを思う小雪さんにほっこりするエピソードでした。


ALT 愛を感じるお話

 漫画には、「私も猫と暮らしていますが、不思議なことがたくさんあります」「動物が身代わりになってくれる話、他にも聞いたことがあります」「小雪さんの愛に泣けました」などの感想が寄せられています。

 石原 苑子(@wanisankowai)さんは漫画「祖母から聞いた不思議な話(1部〜3部)」をTwitterにて不定期更新中。白泉社が隔月発行している電子雑誌「ホラーシルキー Vol.2」にて、「石原苑子のふしぎなはなし」を連載中です。

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