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「時をかける少女」などの大林宣彦監督が逝去 原田知世、浅野忠信ら関係者から多くの悼む声(1/2 ページ)

闘病生活と並行して映画製作を続けていました。

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 映画監督の大林宣彦さんが4月10日、肺がんのため82歳で逝去しました。この訃報を受け、映画「時をかける少女」(1983年)で主演を務めた原田知世さんが「在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします」とTwitterを通してコメントした他、大林監督の作品に出演したキャスト、親交のあった著名人から悼む声が寄せられています。

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逝去した大林監督 (C)2020「海辺の映画館−キネマの玉手箱」製作委員会/PSC

 大林監督は自主映画、CMの制作を経て1977年に「HOUSE/ハウス」で商業映画監督としてデビュー。「転校生」(1982年)をはじめ、「さびしんぼう」(1985年)や「花筐/HANAGATAMI」(2017年)など多数の作品を手掛け、紫綬褒章受章と旭日小綬章受章を受賞し、2019年には文化功労者に選ばれました。

 2016年8月に肺がんと診断されてからも、闘病生活と並行して映画製作を続行。最新作となる「海辺の映画館−キネマの玉手箱」は4月10日に公開を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となり、大林監督は公開を待たずに逝去することとなりました。

 大林監督の訃報を受け、女優の中江有里さんは最後に顔を合わせたときのことをつづると、「監督の現場で学んだこと、監督がくださった言葉、忘れません」とツイート。「青春デンデケデケデケ」(1992年)に出演した浅野忠信さんは、当時の写真を添えて「一緒に映画を撮った日々を忘れません」と感謝のメッセージをInstagramに投稿しました。

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感謝のメッセージを投稿した浅野さん(画像は浅野忠信Instagramから)

 また、「転校生」を見て以来のファンだというアナウンサーの笠井信輔さんは、大林監督との2ショットをInstagramに投稿。晩年の作品に平和への思いを込めた監督の様子をつづり、「もう監督の“授業”を受けられなくなるかと思うと、悲しみでいっぱいです」「大好きでした。安らかにお眠りください」とコメントした他、俳優のミッキー・カーチスさん、映画監督の上田慎一郎さんもTwitterを通して大林監督へメッセージを送っています。

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笠井さんと大林さんの2ショット(画像は笠井信輔Instagramから)

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