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医療従事者を無償送迎、京都のMKタクシーが実施へ
京都市のほか、MKグループが営業する札幌市、東京都、名古屋市、大津市、大阪市、神戸市、福岡市などでも実施する計画です。
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京都のタクシー会社MKタクシーが、京都市内の医療機関従事者を対象にした無償送迎を実施すると発表。今週(2020年4月19日週)中に京都市立病院を皮切りに開始し、ほか調整できた医療機関から随時実施予定です。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受けて、京都市の感染症指定医療機関の従事者(医師、看護師、事務員、ほか施設・医療関係者)を支援すべく、大型車(ジャンボタクシー)を用いた送迎を無償で行うというもの。
4月21日現在、京都市保健福祉局を窓口に調整しており、協定を取り交わし次第本事業を開始します。当面、2020年5月6日まで実施予定です(状況に応じて延長)。
車両は1病院あたり1台のジャンボタクシーを提供。さらに必要な場合は追加でミニバン型タクシーも手配します。対象とする医療機関は、京都市立病院ほか15カ所程度を予定します。
この無償送迎施策の対象は医療機関の従事者。患者は利用できません。
乗車時は運転席と離れた座席を利用してもらい、感染対策として運転席と後部座席との間に飛沫防止のビニール幕を設置。窓は開けた状態で走行します。ドアサービスなどドライバーと乗客が接するサービスは控え、乗客とドライバー双方の感染予防に努めて展開するとしています。
また、京都市での事業開始に続き、MKグループが営業する都市においても自治体に同様の無償提供の申し出を行い、実施する計画。対象は札幌市、東京都、名古屋市、大津市、大阪市、神戸市、福岡市です。
(カナブンさん)
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