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芸人とごみ清掃員の二足のわらじを履くマシンガンズ・滝沢秀一さんが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大後のごみ清掃の現状について動画やツイートで語っています。自宅療養中の感染者も多い中でのごみ清掃は、危険と隣り合わせのようです。
動画では、外出自粛や緊急事態宣言が出てからごみ清掃員として回収する不安や感じた変化などを語っています。回転板からマスクが出てくるところが見えると、やはりギョッとするとのこと。また、回転板からホコリが舞っているのが見えると、ここから感染するのでは……と心配になることも多いそうです。
最近特に困るのが、やはり分別されていないごみ。缶が分別されていない場合袋を開けないといけないため、今の時期は特に困るということです。
最近では、頭にタオルとヘルメット、目には保護ゴーグル、口元はまるでダースベーダーのような防塵マスクというかなり厳重な防備で挑んでいるという滝沢さん。収集の際、小学生ぐらいの女の子が自分の格好を見て怯えていたそうです。
ツイートでは、感染拡大を防ぐためごみ清掃員からのごみ出しについてのお願いを紹介。以下のようにしてごみ出しをしてほしいとのことです。
- 結び目をしっかり結ぶ(結び目がゆるいと回収時にほどけることがある)
- ごみ袋がいっぱいになる前に出す(満杯の場合回転板に挟まれるとすぐに破ける)
- 自宅療養中や濃厚接触者が飲んだペットボトルは緊急措置として今だけ可燃ごみで(個人情報が心配な場合ごみの中央に隠すなどして見えないように)
- 強度に不安があるごみ袋は密閉性を保つために出来れば二重に(手に取るだけで破けるものがある)
- ごみ出しをした後は必ず手を洗う
ごみ清掃員が感染して回収ができなくなってしまうと、私たち住人も非常に困ったことになります。外出自粛だけでなく、ごみの出し方にも気を付けたいところです。
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