お父さんとお母さんが急な在宅勤務になったとき、小さな子どもが「なんでおうちにいるのに遊んでくれないの?」と思ってしまうのはしかたのないこと。でも、「遊ぼう」という子どもを見ながら仕事を進めるのは至難の技……そんな最近の日常を描いた漫画が共感を集めています。
漫画の作者は、3歳の娘さんを育てるもちこさん(@mochico913)。もちこさんは、最近旦那さんと共に仕事が在宅勤務に切り替わったそうです。
仕事を開始するも「なにしてあそぶ〜? ねんどするのはどお〜?」とさっそく娘さんに話しかけられるもちこさん。「いきなり親が遊んでくれなくなったら混乱するよね…」と思ったもちこさんは、娘さんのリクエストに答え、勤務開始早々離席を選びます。
娘さんがねんど遊びに集中し始めると、もちこさんは「今のうちに…」と仕事を再開。しかし、離席中のログを確認中していると「ママ〜!! あそぼ〜!!」と無邪気な声が……。
娘さんのお買いもの遊びに付き合っていると、テレビ会議を行っていた旦那さんが「そろそろお昼にしようか!」と戻ってきます。その声にもちこさんは「もうそんな時間!!」とびっくり。午前中の仕事のすすまなさに涙を流します。
そんな中昼食を終えると、娘さんから「ママ〜!! すみっこみたい〜」とリクエストが。これは、娘さんが1人で「映画 すみっコぐらし」を見てくれる1時間の「すみっコタイム」のチャンスです!
「すみっコタイム」のうちに、さまざまな確認を進めていると、すぐに定時に。夕会の進捗報告を終わらせてノートパソコンを閉じたもちこさんは、笑顔の娘さんの横で「なんの成果も!! 得られませんでした!!」と1日を振り返るのでした。
漫画には描かれていませんが、定時の後も夕食作りやお風呂、寝かしつけなどの育児は続きます。早朝や夜に仕事の時間をずらしても、通常通りの業務量を進めるのはなかなか難しそう。
もちこさんのこの漫画には、「今全く同じ状況です」「どこも同じだよなぁと安心してしまいました」と子どもとの関係性を大切にしつつ、自分の仕事を続けることの大変さに共感の声が多数寄せられています。
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