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春服を着られずに過ぎ去っていく春…… 外出自粛中、1カ月ぶりにおめかしをして気付いた「自分をかわいくする理由」に共感が集まる(1/2 ページ)

「かわいい」を作るのって、自分のためだけど結構大変。

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 春……それは喜びの季節。しかし、今年は外に出られず、楽しい記憶をあまり作れなかったという人も多いのではないでしょうか。そんな今年の春、1カ月ぶりにおめかしをした時に気付いたことを描いた漫画が「完全に私が主人公」「わかりみ通り越して全く同じ状況です」と、Twitterで共感を呼んでいます。

一生ピンクの服着て生きたい
春服が着られない……

 漫画の作者はyuiccoさん(@yuiccooo)。好きな服にまつわるエピソードを漫画にした「一生ピンクの服着て生きたい(いしょピン)」シリーズをTwitter上で公開しています。

 コートが装いのメインになる冬を越し、透け感のある素材や明るい色使いの服が続々と登場する春。まだ寒い頃から、春に着るためのかわいい服を集めていたyuiccoさんでしたが、それらに袖を通す前に外出自粛期間が始まってしまいます。

一生ピンクの服着て生きたい

 3月は、楽しみにしていたイベントが中止に。休日に外に出かける予定がなくなりました。4月は、お花見の予定がなくなり、その間に桜が散ってしまいました。そうして迎えた5月はなんだか暑くて、もう夏の足音を感じます。ああ、かわいい春服を着る機会はどこに……?

 この状況に「コロナ…きさま…わたしの春を返せ」と思わずひとり憤るyuiccoさん。しかも、ハッと気がつくと、起きたままの前髪によれよれの部屋着、思いえがく「かわいい」とは程遠い自分がそこにいるではありませんか。

 その自分の姿に「このままではいけない」と感じたyuiccoさんは、約1カ月ぶりに化粧をし、お家で春服を着てみることにしました。

一生ピンクの服着て生きたい

 冬の間からずっと着たかった服をまとったyuiccoさんは「やっぱりこの服かわよ…」とお気に入りのアイテムのかわいさを再確認。かわいいものに包まれた自分を見て、気分を上げることに成功します。

 しかし同時に、かわいい服を着ても友達や好きなアイドルといった「すきな人」に会えないことを痛感。おめかしをすることの楽しさよりも、そのために費やした労力が勝ってしまい、むなしい気持ちになってしまったのでした。

 「かわいいもの」は気持ちに元気を与えてくれますが、思いえがく「かわいい自分になる」ためには、自分の時間や手間、お金など、様々な労力を使わねばなりません。

一生ピンクの服着て生きたい
一生ピンクの服着て生きたい

 普段、なにを着ようか考えたり、用意をするのが楽しかったのは、アイドルや友達といった「好きな人たち」がいたからだと気付いたyuiccoさん。自分をかわいくしたいと思う大きな理由の1つは「好きな人たち」がいてくれることだったのだと、その存在に改めて感謝したのでした。

一生ピンクの服着て生きたい

 自分のためのかわいいを作ろうと思っても、この自粛期間中は、毎日メイクをしたり、おしゃれをしたりし続けるのはなかなか難しいもの。前は楽しかったことが苦になってしまうのも辛いですよね。

 季節は夏に近づいていますが、外に出られた時に思いっきり自分のおしゃれを楽しめるように、洋服の整理や軽い運動など、お家でできる「かわいい」の準備をすすめるのもいいかもしれません。

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