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「このガイドラインでは営業不可能」 ライブハウスの拡大防止ガイドライン、実践すると150人キャパが7人に(1/2 ページ)

厳しい……。

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 神奈川県が発表したCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大防止対策を徹底するとどうなるのか――。本来のキャパシティーが150人ほどのライブハウスで実験した動画が注目されています。

 実験を行ったのは池袋のライブハウスAdm。神奈川県は「客と客の間隔を2メートル以上とる」「ステージと客席に十分な間隔をとる」などとするチェックリストを公開しており、この動画はチェックリストにのっとった場合に客席がどのような状態になるかを検証したものとなっています。


画像 神奈川県のチェックリスト

 メジャーで2メートルを測った上で客席に立つと、想像以上に間隔が離れているのが分かり苦笑するスタッフ。指定されたとおりにソーシャルディスタンスを確保すると、4人ほどで会場の最前列が埋まってしまうことになります。さらにステージとの間隔や会場の奥行きも考慮すると、150人ほどだったキャパシティーは最大7人ほどに縮小されてしまうようです。


画像 想像以上に広い(以下、画像はYouTubeより)

画像 キャパシティーは150人から約7人に

 池袋Admの店長に話を聞いたところ、「動画ではふざけてますが、このガイドラインではライブハウスの営業は不可能だと思います」とコメント。東京都はライブハウスの営業チェックリストを公開していませんが、同様の基準が設けられた場合、ライブハウスにとってかなり厳しい課題が課せられることになりそうです。

 この動画についてTwitterでは「ステージの方が過密」「チケット代が20倍以上ですか?」などの反応が寄せられ、記事執筆時点で3400回以上リツイートされています。

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