米の非営利動物救助団体「Hope For Paws」がワンコ一家を保護。その様子がYouTubeで公開されています。
「野良犬が赤ちゃんを産んで高速道路の近くで育てている」という連絡を受けて、スタッフが現場へ向かいました。するとそこには、怖がりながらもこれ以上人間を近づけまいと必死に吠える母犬の姿が。スタッフはまず、母犬を安心させるためにごはんをあげて少しずつ警戒心をとき、ケージの中に誘導します。母犬がケージに入ったことを確認して入り口を閉め、「いいこね、大丈夫だよ」と優しく声をかけるスタッフ。
次は子犬たちを保護します。母犬が守っていた場所には、かわいらしい子犬が6匹も眠っていました。今まで母犬が一生懸命守ってきたからこそ、こんなに安心できているのでしょうね。子犬たちを母犬のケージの近くに連れてくると、母犬は少しだけ安心したのか、あまり吠えなくなりました。
その後、全員そろって動物病院へ。母犬はスカンクを怒らせて分泌液を浴びてしまったことがあるようで、臭いが体に染みついていたのでシャワーをします。母犬は人間を信用したのか、シャワーをしている間、静かに身をゆだねていました。
母犬はハレアカラ、子犬たちはレイラニ、モロカイ、カラニ、コア、ルアナ、カイコと、それぞれ名付けられました。シャワー中に寝てしまう子や怖がって鳴く子など、とっても個性豊かです。子犬たちがもう大きくなるまで、あと数週間は家族一緒に過ごしますが、そのあとはそれぞれの家族にもらわれる準備をします。母犬はもっとごはんを食べて栄養をつける必要がありますが、幸い、みんなすくすくと育っています。これから幸せいっぱいの生活を送ってほしいですね。
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