advertisement
“指に巻ける切符”なら、無くすこともなくなるかもしれません。ICカードが普及し、切符を使う機会がめっきり減ってしまいましたが、こんなクールなデザインだったら、また使いたくなっちゃいます。
この切符は鉄道で使用できるものではなく、グラフィックデザインとして制作されたものです。少し細長くなった切符は、くるっと指に巻いて、切り込みにはめて固定します。固定すると、路線を表すシンボルマークが、指輪なら宝石が輝く位置に出現します。こども用の切符はひらがなで駅名が書かれ、一回り小さいサイズです。
考案したのは、グラフィックデザイナーの辻尾 一平(@keltoto)さん。SNSに投稿したところ反響を呼び、「無くさない!画期的ですね」「めちゃくちゃかわいい」「こういうアナログなくならないと良いな」など、好意的な声が寄せられました。
辻尾さんは、「点で繋がる切手」「数字だけのトランプ」「“今日”にフォーカスするカレンダー」など、見ているだけでいいなと思える作品を発表しています。自身のサイトTsujio designでも、ユニークなデザインの数々を見ることができます。
画像提供:辻尾一平(@keltoto)さん
(高橋ホイコ)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- デジモンにペプシマン――平成の流行を樹脂に閉じ込めた「平成標本」がノスタルジック
どれかがきっと、誰かの記憶に引っかかる。 - 「1988年のディズニーランドに行ってきた」 平成生まれが昭和レトロやバブル期を再現して撮影する「タイムトラベルガール」が面白い
情報収集は基本的に国会図書館で行っており、小道具や衣装はメンバーの持ち込み。 - “最悪のUI”を体験できるWebサイトをデザイン会社が制作 あまりの使いづらさにストレスがマッハ
真のインタフェースレジェンドへの道は険しい。 - 思わず息をのむ美しさ! 海や空をそのまま閉じ込めたようなレジン(透明樹脂)アートがステキ
これは欲しくなる……! - 「靴下を見せるための靴」がおしゃれ 切れ込みから靴下の柄が鮮烈にのぞく
靴は1足でも、靴下さえ替えれば違ったコーデに。