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総務省が6月19日、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に関する間違った情報や誤解を招く情報について調査した「新型コロナウイルス感染症に関する情報流通調査 報告書」を公開しました。この調査によると、フェイクニュースが真実または真偽不明情報と書かれているのを最も多く見掛けた媒体は「Twitter」とのことです。
この調査は、アンケート調査会社の登録モニターから対象者を抽出し、メールで告知と回収をする形式で行われました。対象者は、普段からインターネットを週1日以上利用している15歳〜69歳の男女で、サンプル数は2000件。調査実施期間は5月13日〜14日。
この調査によると、「お湯を飲むと予防になる」「中国の研究所で作成された生物兵器である」といった代表的な17のフェイクニュースについて、72%の人が見聞きしたことがあると回答。また、これらの情報について、「正しい情報だと思った・情報を信じた」「正しい情報かどうかわからなかった」と真偽の判断をできなかった人の割合は76.7%となりました。
また、これら17のフェイクニュースについて見掛けた媒体は、1位がTwitterの57%、2位が「ブログやまとめサイト」の36.5%。フェイクニュースを見掛けた際に共有や拡散したと回答した人は35.5%でした。
総務省は今回の調査から、新型コロナウイルス感染症に関する情報の判断や、正しい情報の入手法について、多数の人が困難を抱えていると分析。多数の人は、新型コロナウイルス感染症に関する情報をもっと入手したいと感じているのではないかと意見しています。
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