【しょうもない理由の兄弟姉妹ゲンカ選手権】18年たっても忘れられない“抹茶味のゼリー”:エントリーNo.3(1/2 ページ)
あなたの人生にもありますか、忘れられないゼリー。
ねとらぼ読者から、子どものころのカオスな体験談を募集する企画「しょうもない理由の兄弟姉妹ゲンカ選手権」。今回はCさんに「18年たっても忘れられない“抹茶味のゼリー”」のお話を伺いました。
連載:第1回「しょうもない理由の兄弟姉妹ゲンカ選手権」
「兄弟姉妹ゲンカ」をテーマに、子どものときにだけあなたに訪れた不思議な思い出をインタビュー。各“選手”の記事を公開した後、ねとらぼ編集部による審査を実施。優勝者(もっともしょうもない体験談の持ち主)には、Amazonギフト券5000円分をプレゼントする予定です。
ケンカの理由がしょうもないのでとっくの昔に仲直りしているかと思いますが、ご兄弟/ご姉妹とちょっとおいしいものでも食べていただければ幸い……という企画です。
これでもかとゼリーを見せつけ、ドヤ顔で食べる妹
自分が10歳くらいのころ、ゼリーのファミリーパックに1つだけ濃い緑色をした“抹茶味”が入っていて、4歳離れている妹と取り合いになりました。
「残りのゼリーの数を多めにする」とか「他のおもちゃを貸す」とか、互いにいろいろな条件を付けあいましたが、どちらも譲らず。「先に3回勝った方が食べられる」みたいな感じでジャンケンをした結果、妹が圧勝しました。
妹はその“抹茶味”をこれでもかと見せつけてきて、自慢げな顔をして、つるんと一口で食べました。今でも覚えています(もう18年前ですが)。私もすごく食べたかったので悔しくて、とても腹が立った記憶があります。
―― 人間って、ゼリーのフレーバーに対してそこまで本気になれるんですね。
しかし、その数時間後、妹はお腹を下しました。
後から聞いてみると、あのゼリーは変な味がしたとのこと。戦いの末に手に入れたものだったから、我慢しておいしいフリをしていたそうです。
私たちが抹茶味と思って取り合ったものは、悪くなったメロン味のゼリーでした。他のメロン味は正常で、私は変になったものを食べずに済んだようです。
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