歯の矯正をして大変だったけど人生が変わった体験を漫画にした「歯の矯正で人生が変わるエッセイ」がとても参考になります。作者はTwitterでかわいいあざらしのイラストなどを公開しているひろぽん酢(@aisuoisi_ne)さんです。
歯の前後のずれ、歯茎の上の方から歯が生えているなどの理由で、いわゆるガチャ歯だったという作者のひろぽん酢さん。口元がコンプレックスだったせいで写真を撮られるのが嫌いだったのだそうですが、2015年に矯正することを決めたそうです。
3つの病院の話を聞いて病院を決めたひろぽん酢さん。レントゲン撮影するとあごの大きさに対して歯が大きすぎることが分かり、なんと矯正の前に親知らず4本、普通の歯4本の8本も抜くことに! 2カ月かけて歯を抜いていき、最後は歯茎を切開して親知らずを抜歯。この時の痛みは、痛み止めの薬が効かないほどだったといいます。
無事8本の抜歯が終わると矯正に進みます。矯正にはいくつかの種類があり、価格もさまざま。ひろぽん酢さんはその中で唇側矯正を選ぶことにします。実際に歯に器具をつけワイヤを通していくと、これが痛い! 先生はすぐに慣れると言いますが……。
その後も食事の際の激痛、ゴムの力で歯を動かす「ゴムかけ」、上顎に刺したインプラントなどさまざまな苦難を乗り越えてきたひろぽん酢さん。初診から約3年後、ようやく器具を外すと鏡で見た歯並びはとてもきれいになっていました。歯医者さんからは「矯正お疲れ様」と花束を渡され、一緒に写真撮影をしました。この写真は今までの人生の中で1番いい笑顔だったと振り返るひろぽん酢さん。
その後、保定(歯が元に戻ろうとするのを防いで安定させる)期間を2年間経て、5年5カ月に渡った矯正期間は本当の終わりを告げます。ひろぽん酢さんは歯がきれいになったことで心から笑うことができるようになり、人生が変わったとつづっています。
この漫画の読者からは「矯正について、とても参考になりました」「私も子どもの時に矯正しました……ひろぽん酢さんのエッセイを読んで当時の痛みを思い出しました。でも本当に親には感謝です」「歯がコンプレックスじゃなくなると本当に笑えるようになりますよね!悩んでる人にこの漫画が届いてほしいです」など共感する声が集まっています。
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