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ドワンゴが「投げ銭」を商標登録 「用語の使用を独占する意図はない」(1/2 ページ)

ニコニコでも使用されるようになるのでしょうか。

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 ドワンゴが8月6日、「投げ銭」を商標登録したと発表しました。2020年5月18日に特許庁より登録査定を受領し、2020年7月21日に登録されたとのこと。




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 発表によると、用語の使用を独占する意図はなく、悪意ある第三者により取得され、用語の使用を制限される可能性を排除することが狙いとしています。一般の人が「投げ銭」の用語を適性に使用することを制限したり、使用料等を請求する考えはないとのこと。また、記事やブログ、SNS等で「投げ銭」という用語を用いることは、商標権の対象となりません。

 投げ銭はもともとストリートミュージシャンや大道芸人にお金を投げ渡すことを指す言葉ですが、インターネット上ではライブ配信者などに寄付できるシステムの俗称として使われています。ニコニコでは「ギフト」など投げ銭に近いシステムが幾つかありますが、現時点では「投げ銭」の用語や、投げ銭そのものに該当するシステムは実装されていません。

 今回の商標登録の発表にネット上では、「一般用語が登録できてしまう特許庁に問題あり」「ここで明言することも含めて有能」「任天堂の特許みたいなもんですね、動機としては」「新バージョン(Re)も開始間近だし、ここらでニコニコ運営のちょっと良いとこ見てみたい」「銭形平次がかわいそう」などさまざまな意見が寄せられていました。

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