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初日の感想は「線に書き方があった……」 イラストを諦めたオタクの「パルミ―」オンライン講座奮闘レポ

ジャンルに水を引きたいみんなたち〜〜!!!

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 こんにちは。消費するオタクです。 イラストを描くこともあるレベルの自分でしたが、この度オンライン講座でガチでイラストを学んできました。こちらのイラストが、どうなるかどうか見守ってくださると幸いです。

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 私は数年前に、20年くらい前に連載が終了した作品をたまたまアニメ配信サイトで見てしまい、うっかり沼に落ちてしまった経験があります。

 公式からのストーリーなどの供給はまずないので、当時出版されていた設定資料集や画集を取り寄せ、眺めることでなんとか生きながらえていました。そんな過疎ジャンルでのサバイバル生活を支えてくれていたのが、「神絵師からの供給」でした。数日に1回ほど、神絵師が美麗絵を投下しに訪れるのです。私にとってはその神絵師の投下は、さながら水が引かれていない村に給水車が水の配給に訪れるように感じ、来る日を待ち望んでいました……。そんな経験があるので、神絵師とは言えないまでも、自分が供給を投下する側になれたらという想いは常に持っていましたが、どうも自分の絵では満足できませんでした。

画像 頭身高めはバストアップの固い正面顔しか描けない……。なんでみんなあんなに動きのある絵が描けるのか謎すぎる(アナログ)

 時間・労力かけて全然満足できないものができあがるので、いつしか私はチャレンジすることをあきらめてしまいました。そんな日々とももうお別れ? イラストやマンガの描き方が学べるオンライン教室「パルミー」の初心者講座を1週間ガチで受講してきました!!!!

画像 オンライン学習サービス「パルミー」

 パルミーとはイラスト・マンガの描き方をオンラインで学べる動画学習サービスです。300時間を超える動画授業はスマートフォンからでも受講可能。動画で第一線で活躍するプロによる授業を受講しつつ、3カ月毎の添削、講座から質問する機能があったりなど、手厚くサポートしてくれます。140以上の講座があるなかから、今回は「イラストはじめてコース」を受講してみました。

 私は普段ライターの延長としてイラストを描く機会があります。ですが、自己流だし、果たしてこれでいいのかな……? という想いは長年持ち続けていました。

画像 もっとも描きやすい手クセで描いた絵です(アナログ)

 普段よく描くイラストはデフォルメですが、本当は頭身が高いイラストが描きたくて、学生の頃はよくチャレンジしていました。だけど結局自分の思った通りの絵が描けず、時間ばかりかかり疲れてしまい、いつしか筆を置いてしまいました。こんな私でも絵が描けるようになるのだろうか。

パルミー「イラストはじめてコース」受講開始

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 最初、「イラストはじめてコース」を受講するにあたり、「一応デジタルでイラスト描いたことはあるけどこれでいいのか……?」とも思いましたが、結果的にこちらでよかったです。今まであまりにもなんとなくでイラストを描いていたことを痛感させられました。

画像 「パルミー」受講画面

 こちらが受講画面です。今自分がどの項目を受講しているのかがわかりやすく、講座を再生しながら画面上でテキストでノートを取ったり質問も行えます。ただ動画を再生しているだけではなく、ちゃんと「授業を受けている」感がある……。これが自分の好きなタイミングで受講できるわけだからめちゃくちゃ便利……。

画像 講座はパートごとに分かれてるから見返しやすい!

 講座は上のようにパートごとに解説の動画を受講→演習→成果物をフォームから提出という流れで行います。初日は線の描き方を練習しました。人の顔でも髪でもなく線……? と思いましたが、実際受講したら目から鱗がボロッボロ落ちました。というのも、今まで自分の描く線がガタガタであまりきれいじゃないことが気になっていたのですが、「それはそういうもの」と思い込もうとしていました。が、実際には線にも描き方のコツがあったのです。

画像 講座で私が最も目からうろこが落ちたポイントです

 線を描くコツについては講座のネタバレになるので伏せておきますが、1日目の感想は「線に描き方があった……」でした。

 翌日。こちらのコースは1日1ステップ、30分程度の動画を受講して1週間で完了するものです。2日目は目と髪のトレースを行いました。だいぶ絵っぽくなってきた!

画像 実際に講師の方が描く流れが見られるのが描きやすい!

 これはコース完了後の今も感じているところなのですが、キャラの髪の毛を描くことを苦手に感じていました。なのですが、こんな自分でも動画では易しく構造を説明してくれるので理解しやすく、理解が進むとだいぶ描きやすくなりました。あとは萌え系のイラストの目の構造がどうなってるのか理解できなかったのですがやっと理解できました。理解できる……とは言ったが描けるとは言っていない。

 3日目はキャラの正面顔を描きました。

画像 解説を見ながら描いてるけどやっぱり難しい……!

 質問コーナーで、絵の上達にはたくさん模写を行うのがいいということを話されていて、やっぱり模写か……全然やってこなかったんだよな……と失われた時を少し恨めしく思ったりしました。今から描こうという方は模写やっておきましょう。私も頑張ります……。この日は講座のほかにも好きなキャラクターの模写などを行いましたが、線の描き方がわかったからか、以前試してみた時よりも少し描きやすく感じました。

 4日目はキャラの上半身を描きました。身体!!!! 苦手!!!!!!

画像 苦手な身体も、先生が構造を説明してくれるのでわかりやすい

 先生の説明をもとに描くと、苦手な身体もだいぶ描きやすく感じました。今までいかに自分が平面的にイラストを描いていたことか……。ちょっとは苦手意識がなくなってきたかなぁ。

 5日目は洋服を描きました。

画像 解説を見ながら、演習で洋服を描いています

 一応、この日でキャラを構成する要素は書き終えることができました。ここまで描いてみて、今までいくつもの工程を飛び越えたやり方しかしてこなかったことに気が付きました。あと、絵の上達のためにはたくさん描かなきゃダメって言いますが、理解してない状態でたくさん描いても意味ないんだなということにも……。

 6日目。コースの終わりが見えてきました。前日まで学んだことを踏まえたうえで、上半身までのキャラクターを描きました。ひとつひとつパーツでやっていくのと、通しで描くのでは全然違う。バランスが難しい……。できあがった絵柄の古さが気になってしまい、一度描き直しを行いました。

画像 6日目のイラストです

 やり直ししたのがこちらですが、やっぱり若干お手本よりも絵柄が古い気がするんですよねぇ〜〜……人間を描くのは難しいですね。小さい頃、イラストを描くのが好きな子どもだったのですが、何故か人間ではなく動物ばかりを描いていました。小さい頃に二足歩行のウーパールーパーばかり描いていなければ……とも考えてしまいましたが、過去を振り返っても仕方がない。私は今を生きている。キャラの身体のバランスなど、自分が絵を描くうえで注意すべきポイントを認識できたのは気づきです。

 最終日。さて今日も動画を再生……と思ったら「目標:好きなキャラクターのバストアップ(胸から上)の絵を描こう!」という言葉が踊っていた。

画像 錯乱してライオンは崖から自分の子を落とし、這い上がってきたやつを育てるっていうあれか……? と考えていた

 今まで先生の解説があってなんとかできていたけど、遂に自分でイラストを描いてみる段階に。補助輪が外されてしまう……。補助輪を外された状態でアタリをつけ、下書きをし、線画となんとか描いたのがこちらです。

画像 最終日もパルミーちゃんを描きました。頑張った!!!!

 自分の手クセに近い描き方で、ポーズも少しだけ動きをつけて描いてみました。自分好みの絵柄で描けるようになるにはまだまだ鍛錬が必要でしょうが、やっと絵を描きはじめるスタートラインに立てたような気がします。

画像 7日間頑張ったぞ〜! うーん、やっとスタートラインに立てた感

 最初のアナログと比べてこんな感じになりました。最初の自分のイラストはペラッペラしているような気がします。とはいえ自分の好みの絵柄には程遠いし、自分で見返して課題点めちゃくちゃあるな……という感じではあるのですが、今までのようにわかってないでなんとなく描くのと、少し理解できている状態で描くのでは大きな違いがありました。イラストって難しい。でも楽しい。

 物事をはじめるのに遅すぎるってことはないと思うので、少しづつでもイラストを描いて神絵師……とはいかないまでも好みの絵柄が描けるようになりたいです。そしていつか! 供給できる側としてジャンルに水を引けるように……なれたらいいなぁ。

■今回利用したコース:「イラストはじめてコース」

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 1日30分前後の動画を7日間見て、最終的に人物のバストアップを描くコースです(コースへのリンクはこちら!)。パルミーには今回受講した、イラストを描いたことがない人でも受けられる「入門編」のほか、最終的にはイラストを仕事にしてる人がそのまま使える「上級編」、マンガ系の講座など140講座以上が用意されています。

 たっぷり7日間無料でおためしもできます。ジャンルに水を引きたいみんなたち〜! パルミーで神絵師への第一歩、踏み出してみて〜!

(ちぷたそ)


提供:株式会社パルミー
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2020年9月6日

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