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“朝鮮人”投稿で物議のNHK「ひろしまタイムライン」が投稿を再開 必要に応じて時代背景の注釈をつけるなどの対応(1/2 ページ)

8月28日〜9月1日に投稿予定だったツイートも公式サイトで公開されています。

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 NHK広島によるTwitter企画「ひろしまタイムライン」が、停止していた「シュン」の投稿を再開しました。再開にあたり、「現代においてどう受け止められるかについての配慮が不十分でした」「今後は必要に応じて時代背景の注釈をつけるなどの対応を取り、差別を助長していると受け取られないよう努めます」としています。



 「ひろしまタイムライン」は、75年前の広島で書かれた実在の日記をもとに、「もし戦時中〜終戦直後の市民がTwitterをしていたら」という仮定でツイートを発信するアカウント。3人の実在人物をモデルに、当時のリアルな出来事や心情をつづっています。

 批判を浴びていたのは、中学生「シュン」のアカウント。日記に存在しない朝鮮半島出身者とのエピソードを“朝鮮人”という言葉で投稿したことで「差別を助長するのでは」「監修は入っているのだろうか」といった声が寄せられていました。

 これを受け、シュンのアカウントは8月21日から投稿を停止。8月24日になり、件のツイートはモデルになった男性の手記やインタビューで使用されていた実際の表現にならったものであったことを公式サイトで公開していました。

 そして9月2日、久々に投稿を再開。「ひろしまタイムライン」はリアルタイムで進行しているため、投稿を停止していた間に、母親の実家と父親の実家を行き来しながらたくさんの親戚たちとの共同生活が始まっていたことを説明しています。また、公式サイトでは、シュンが8月28日〜9月1日に発信予定だったツイートを公開しました。



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