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ダイキン工業は、災害時に起こりやすいトラブルと対処法として、「室外機の転倒防止策」「倒れてしまった室外機の対応」などの情報を公開しています。台風による転倒や位置ずれが心配されるこの時期、覚えておきたい知識です。
まずは地震や台風による室外機の転倒・落下・位置ずれについて。厳しいテストを経て設置されている室外機ですが、災害時には倒れたり、動いたりといったトラブルにみまわれることもあります。
室外機が転倒してしまった際、自分で起こそうとするのは間違った対処法。無理に動かそうとすると室外機と室内機をつなぐ冷媒配管に負荷がかかり、破損につながります。漏れ出た冷媒によって負傷する恐れもあるため、必ず販売店に問い合わせるようにしましょう。
予防法として紹介されているのがコンクリート製の重い置台。あわせてゴムでできた防振パッドを敷くと、強風によるズレの防止になると述べています。
続いては浸水被害について。大雨で室外機が浸水してしまった場合は、漏電や発火のおそれがあるため、エアコンの使用を控え、ブレーカーを落とすか室内機の電源を抜く必要があります。浸水が収まったあとも、電気回路の部品に水が入っている可能性を考慮し、販売店やメーカーへの問い合わせを勧めています。
※【9月8日10:53 修正】一部の表現を修正しました。
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