首がぐにゃぐにゃと自由に伸びる、不思議な猫っぽい生き物の漫画「ねこようかい ろくろくび」がクセになるかわいさで人気です。こんな妖怪ならいてほしい。
おばあちゃんと一緒に暮らしている、ねこようかいのろくろくび「タマ」。今日が病院に行く日だと察したときには「行きたくない」とばかりに長い首を柱に巻き付けたり、遊んでほしいときにはずっと首を伸ばしてついていき、「かまって」アピールをしたり。「かわいい」という言葉を聞くと、「よんだ?」と顔だけ寄ってくるエピソードが描かれています。
そしてなにより、タマはおばあちゃんが大好き。おばあちゃんが日帰り旅行に行ってしまうと、他の家族がご飯を持っていっても首を伸ばして顔を隠したり、不満そうに首をぐにゃりと曲げたりと、寂しそうなしぐさをみせます。そんなところもたまらなくあいらしい……。
同漫画は、作者であるpandania(ぱんだにあ/@pandania0)さんが『まんがライフオリジナル』で連載中の漫画『ねこようかい』の1エピソード。ねこのような、ようかいのような、不思議な生き物「ねこようかい」と人間の日常を描いた作品で、他にものっぺらぼうの「シロ」や、あずきあらい、ぬりかべ、だいだらぼっちなど、いろいろなねこようかいが登場しています。
いずれも平和な和むお話で、そのちょっと変わった世界観も人気を呼んでいます。9月29日「招き猫の日」には、コミックス第5巻『ねこようかい ゴロゴロ』が発売予定。pandaniaさんはTwitterのハッシュタグ「#ねこようかい」でいくつかのエピソードを公開しているので、気になった方はそちらで試し読みしてみるのがおすすめです。
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