advertisement
米の非営利動物救助団体「Hope For Paws」が、排水管に落ちてしまった子猫を救出。その様子がYouTubeで公開されています。
「子猫が危険な状況に置かれている」と複数の連絡を受けて現場に向かった「Hope For Paws」のスタッフ。現場ではすでに3人の心優しい人々が子猫を救出しようと試みていました。スタッフはまずケージを持って排水管の中へと降りていきます。ケージの中にはエサが入っており、子猫が入ったら入り口を閉められるようになっています。
排水管の奥に黒い子猫を発見すると、スタッフはケージを中に置いて排水管から出ます。外からYouTubeで猫の鳴き声を流し、子猫をケージのほうへ誘い出す作戦です。すると、流れてくる鳴き声を家族の声だと思ったのか、子猫が排水管の奥から姿を現しました! しかしおびえていてエサに興味を示しません。
そこでスタッフは、排水管の奥から子猫が出てきたら、奥に逃げられないように網で蓋をして、手で直接捕まえる作戦に変更。網が下りてくると子猫はビックリして混乱してしまいましたが、無事子猫を助けることができました。助けられた子猫は「この人たちはいい人だ」と判断したのか、腕の中で大人しくしています。見たところ大きなケガもなく、元気そうです。
その後、子猫はTacoと名付けられました。病院に行き、あたたかいタオルできれいにしてもらうと、Tacoは安心したようです。スタッフの膝の上に行ったり、ごはんを食べたり、鈴のオモチャで遊んだりと、愛らしい姿を見せます。Tacoは現在、新しい家族に迎えられるのを待っています。これから幸せたっぷりの人生を送ってほしいですね。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.