「Twitterの公式マークが欲しかったので作りました」 模型会社がまさかの自作、「その手があったか」と反響
建築模型・ジオラマ作りの技術を生かした高クオリティーなマーク。
「弊社も公式マークが欲しかったので作りました!!」――Twitterの公式マークを“自作”してしまう力業が、「その手があったか!」「なければ『作れば良い』精神に乾杯!」と反響を呼んでいます。
製作したのは建築模型・ジオラマ制作を手がける奈良県の大和工藝(@yamatokougei98)。「弊社も公式マークが欲しかったので作りました!!」と、社内にあった端材を切ってTwitterの認証バッジそっくりに作ったマークを投稿しました。
力技で「公式マーク」をゲットするという、「認証済みアカウント」になりたい気持ちがひしひしと伝わるツイートには13万件を超える「いいね」が集まりました。他の「公式マーク」を持たない企業アカウントからは「その手があったか」「ください」などといった共感のコメントや、「すごい! さすがのクオリティ」「繊細」など技術力を称えるコメントが寄せられていました。「公式マーク」のあるアカウントからは「うちのもどうぞ」など、余裕を感じさせるコメントも。
「公式マーク」とも呼ばれる「認証済みバッジ」は、著名人のアカウントなど注目されるアカウントが本物であることを示すものです。Twitterによる判断で発行される「認証済みバッジ」ですが、現在認証済みアカウントプログラムは保留されており、新規のリクエストは受け付けていません。遊び心と技術力をTwitter民に見せつけたのにもかかわらず、大和工藝の公式マークゲットの道のりは楽ではなさそうです。
なお、Twitterのヘルプには「バッジをプロフィール画像や背景画像の一部に使用した場合、または認証済みであることをほのめかす方法で使用した場合」は永久凍結というペナルティが課せられると記載されています。認証バッジをネタに画像を投稿する場合には注意が必要です。
画像提供:大和工藝(@yamatokougei98)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Twitterが実在しない選挙候補者に認証済みバッジ 休暇中の高校生が暇つぶしで作った偽アカウントだった
高校生は匿名取材で手の内を明かしました。 - 「偽者認定でアイデンティティ喪失の危機」 早川書房“公式”Twitterが認証却下で悲しみに暮れる
これからも頑張ろう。早川書房。 - タニタが認証バッジもらえないと嘆く→Twitter Japan来社でOKがでるものの「だが、断る!」
グレートだぜ……タニタ! - セメダイン公式「実在したんだ!」 戦前に売られていた「幻のセメダイン」がTwitter経由で発見される 資料がほぼ存在しない謎の接着剤
セメダイン社に取材しました。 - YouTube、認証バッジの条件変更を発表 クリエイターの反発受けて「バッジ取り消し」は撤回
当初は「YouTube外でも広く認知されている」アカウントに認証バッジを付与するとしていました。