「いただきました」のメモと100円玉 薪を盗まれたキャンパーが複雑な心境語る「界隈を盛り上げたいのに…」(1/2 ページ)
「マキをいただきました」というメモ書きとともに、100円玉1枚置いてあったとのこと。薪割りの労力を思うとちょっと……。
備蓄していた薪(マキ)を盗まれ、「同じ趣味の人間としてありえない」と嘆くキャンパーのツイートが広く拡散されています。なんてことだ……。
被害に遭ったのは、アウトドア系YouTuberのゴズ(@gozniconico/YouTubeチャンネル)さん。所有する山小屋を拠点に活動しており、盗まれた薪は、毎朝の日課として杉の木を割って作り、個人用に蓄えていたものでした。
ある週末、ゴズさんは棚の薪が3束分ほど減っていると気付きました。付近には「マキをいただきました」とのメモ書きとともに、100円玉が1枚置かれていたといいます。ゴズさんによると、薪の相場は1束300円から500円。代金のつもりだとしても、労力を思えば100円は少なすぎるでしょう。
近くのキャンプ場利用者が、土日の混雑で薪が買えなかったのかなと推測し、ショックを受けるゴズさん。ツイートには、「普通に窃盗では」「木を切って乾燥させてから割って保管する、マキ作りの苦労を知らない人の所業」「お金を払えばいいって問題ではない」「キャンプブームの弊害」など、憤慨する声が多数寄せられました。
ねとらぼの取材に対し、「ブームも相まって、キャンプもマナーを問われる部分がだいぶ表面化してきたなと感じます」と、ゴズさん。「そもそもキャンプのマナーというより人間としてのモラルの問題だと思いますが……」と前置きしながら「自分もアウトドア関連の情報を発信している側の人間なので、ルールなどをしっかり伝えていけるようにしていきたいと強く思いました」とコメントしています。
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