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【母校の謎ルール、教えてください】「部活をやめたい理由」を部員の前でスピーチ→2/3以上の同意を得ないとやめられない大学の部活動(1/2 ページ)

ちなみに「学業に集中したいから」はダメだったそうです。

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 ねとらぼ読者から「あなたの学校にあった謎ルール」を聞く連載企画。今回は“自分の都合でやめられない大学の部活”のお話を伺いました。

部員の前で脱退したい理由をスピーチ → 3分の2以上の同意を得たら……



 大学時代に所属していた混声合唱部での話ですが、何らかの理由で部を抜けることになっても部内で一定数の同意がないと脱退できませんでした。

―― 具体的にはどういうルールだったんですか?

 脱退したい場合は、まず部長にその意志を伝えます。

 それから同学年で集まって脱退の理由をスピーチし、疑問がある部員からの質問に答えます。3分の2以上の同意が集まったら……。

―― 脱退ですか?

 混声合唱の同じパート内でもう一度、同様の集まりを開きます。そこでも3分の2以上の同意を得られれば晴れて脱退となります。

 私の場合はIT色の強い理系学部で学年が上がるごとに勉学に時間を割く必要が出てきたので、「学業に集中したいためにこれ以上部活を続けられない」と伝えたところ、「それは皆同じだ」とか「部に属しながらでも勉強はできる」とか言われて。同学年での集まりから先に行けず、正式な脱退が許されませんでした。

 部員のほとんどが文系だったため、理系の感覚で学業を理由にするのは難しかったのかなと思います。

―― 学部や学科、ゼミなどにもよりますが、「勉強しなくても卒業できちゃう」というのは“文系あるある”ですからね……。「あそ文学部」「パラダイス経済」みたいな言葉もあるくらい。

 私は結局、そのうち部に行かなくなって、連絡が来てもガン無視で卒業まで乗り切りました。文系理系で学食や学部棟もわりと明確に区切られていたので、大学構内で顔を合わせることはあまりありませんでした。

本企画では取材させていただける方を常時募集しています

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