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Apple、AirPods Proの初期不良を認める 「パチパチ」音やノイズキャンセリングの不調で無償交換対象に(1/2 ページ)

これまでネット上でも報告が上がっていました。

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 Appleは10月31日、「ごく一部のAirPods Proに音の問題が起きる可能性があることが判明しました」と発表。対象品は無償で交換が受けられます。


 問題の可能性があるのは、2020年10月より前に製造されたAirPods Pro。交換対象となるのは次のいずれか、もしくは両方の症状が見られる個体です。

  • AirPods Pro から異音 (「パチパチ」という音など) がして、周囲の騒音が大きい時、運動中、または通話中にそれが大きくなる。
  • アクティブノイズキャンセリングが正常に機能しない。たとえば、低音が欠落したり、背景音 (街頭や飛行機の騒音等) が大きくなるなど。

 上記の症状に当てはまる場合、店舗(Apple正規サービスプロバイダ、Apple Store直営店)もしくはAppleサポートを通じて無償交換ができます。故障の疑いがある本体を送付後、Apple側が検証し、交換対象であると確認が取れれば交換プログラムを受けられる仕組み。

 なお交換プログラムは世界共通で受けられ、対象期間は購入から2年間。通常の製品保証期間が延長されるわけではない点は注意が必要です。

 ちなみに筆者も1月からAirPods Proを愛用していますが、購入から5カ月ほどで片方からパチパチ音が発生するようになりました。サポートに問い合わせたところ、6月時点でも無償交換を受けることができました。

 Web上ではこれまで同様の報告が複数みられ、ユーザーから不安の声も上がっていましたが、公式声明が出たことで今後はより安心してAirPods Proを購入できるようになりそうです。

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