営業マンと契約先社長が、10億円の大型契約をかけた2人きりの高級寿司ランチに挑む漫画が、緊張感に包まれた展開で引き込まれます。人によってさまざまなこだわりのある寿司、果たして何から注文するべきか……?
寿司に誘った社長は、経済界で「食のフェラーリ」とも呼ばれる食通。営業は若干ビビりながらも、好印象を与え契約を勝ち取ってやると会食に挑みます。
店に入り席に着くと、社長は営業に「好きなもの頼んでくれ」と放任。自分が試されていると理解した営業は、手始めに「シャリ」を注文します。そう、シャリこそが寿司屋における全ての土台、プラットフォーム……! シャリを単独で味わうことでレベルを見極めようというのです。
さあこの注文どう映る……? 営業がチラ見すると、社長の注文は「ウニ」。ウニスタートだと……!? さまざまな思考がよぎる営業ですが、社長の次の注文は、さらに「ウニ」。混乱する営業をよそに、社長は3連続でウニを注文します。全員がツッコミのトリオ漫才をやるつもりか……!
いまだシャリしか食べていない営業。社長から「ここのお寿司は口に合わなかったかな」と尋ねられ、社長がいら立ち始めたかと焦ります。しかし、社長は焦る営業を見て問い直します。「君は何が食べたいんだい?」。
何が食べたいか。そう問われた営業の頭の中をよぎるのは、貧しい少年時代にかっぱ巻きを「お寿司」と呼んで食べていた日々。そのせいでかっぱ巻きしか寿司を知らず、同級生たちにからかわれ……。
そんな記憶がよぎった果てに、営業は自分が本当に食べたかったものを思い出します。「……かっぱ巻き。俺……かっぱ巻きが食べたいです」。この注文に社長の反応は、そしてかっぱ巻きを食べた営業の感想は。その結末は、ぜひ実際に読んで確認してみてください。
この漫画を公開したのは、漫画家のヒヅメさん(@hizumedex)。一級建築士漫画をAmazonで無料販売しています。
画像提供:ヒヅメさん(@hizumedex)
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