光を受けて虹色に輝くガラスを使ったアート作品が「すごく綺麗」「ずっと眺めていたい」とTwitterで人気を集めています。夢の中にいるような神秘的なキラキラに心引かれる……。
使われている素材は、金属を真空蒸着させた表面がきらびやかなダイクロガラス。それを薄く研磨した約30個のパーツとして組み合わせることで、まるで“結晶”のような見た目に。そして作品に光を当てると、それぞれのパーツがオレンジや緑、青や赤など、さまざま色の輝きを放ち、さらに静かに回すことでより神秘的な光景が生まれています。
作者は、モナジー工房(@fergusonite)さん。普段は会社員として働きながら、研磨やカットでガラスを加工するコールドワークという技法で、主にペンダントなどのガラス作品を製作。ちなみに5年ほど前から始めて、すでに1000個以上の作品を国内外で販売してきたそうです。
今回の作品は、人気の「虹の結晶」シリーズの群晶タイプ「スクエアクラスター」。以前から寄せられていた「オブジェを作って欲しい」という要望に応える形で、構想から時間をかけてついに1つの形に。ガラスパーツは薄くスライスしたものを、全て鏡面研磨しているそうで、その美しさに「100個くらいで作ったらどうなるだろう」と作者もワクワクするツイートをしています。なお、こちらは組み立てる必要のない完成品として販売予定。
モナジー工房さんの新作は別の制作アカウント(@studiomonazie)でも紹介しているほか、Instagram(@studiomonazie)では製作風景や使用機械も見ることができます。作品の販売は主に「minne」で行っており、販売時期は作品が完成次第、随時ツイートで告知予定。今回紹介したオブジェは月2台ほどの制作を予定しているとのことです。
画像提供:モナジー工房(@fergusonite)さん
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