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東武日光駅「日光高原牛弁当 けっこうづくめ(加熱容器式)」(1500円)〜バラエティ豊かな列車が楽しい! 東武鬼怒川線の旅

毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! 栃木・東武日光駅「日光高原牛弁当 けっこうづくめ」です。

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ニッポン放送

【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年1月28日)

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253系電車・特急「きぬがわ」、東武鬼怒川線・新高徳〜小佐越間
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新宿〜東武日光・鬼怒川温泉間を結んでいる、特急「日光・きぬがわ」号。

新宿からは山手線・東北本線(湘南新宿ライン〜宇都宮線)を経由し、途中の栗橋で乗務員さんが交代し、東武日光線・鬼怒川線と直通運転を行っています。

JRからは、元・成田エクスプレスの253系電車が直通列車を担当。

日光をイメージしたとされる朱色のカラーリングが目を引きますね。

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東武100系電車・特急「スペーシアきぬがわ」、東武鬼怒川線・小佐越〜新高徳間

一方、東武鉄道からは、おなじみの100系電車「スペーシア」がJR線に乗り入れています。

JR線に直通する列車には、「スペーシアきぬがわ(スペーシア日光)」の愛称が付けられて、東武線・浅草発着の特急列車「きぬ・けごん」と区別されています。

JR〜東武直通列車では交通系ICカードが利用できませんが、JRの「えきねっとトクだ値」が設定されており、前日までの予約で2月までは30%引(3月は20%引)となっています。

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日光高原牛弁当 けっこうづくめ(加熱容器式)

日光・鬼怒川エリアでは、東武日光・鬼怒川温泉・下今市の各駅で駅弁が売られています。

この各駅の駅弁を手掛ける「日光鱒鮨本舗」には、平成19(2007)年にJR・東武線直通列車運行開始1周年を記念して誕生した牛肉駅弁、「けっこうづくめ」があります。

じつは、この加熱式バージョン「日光高原牛弁当 けっこうづくめ(加熱容器式)」(1500円)が、今年(2020年)1月から登場しました。

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日光高原牛弁当 けっこうづくめ(加熱容器式)

【おしながき】

  • 白飯(日光あんしん米使用)
  • 日光高原牛 牛肉煮 そぼろ いんげん
  • 玉子焼き
  • 香の物
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加熱容器式でほかほか
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日光高原牛弁当 けっこうづくめ(加熱容器式)

平らな所で紐を引き抜くと、シューッという蒸気の音と共に湯気が立ち上る加熱式駅弁。

蒸気と牛肉煮のいい匂いが入り混じってくれば、そろそろ食べごろです。

国産米を飼料として与えられたという日光高原牛の牛肉煮は玉ねぎとの相性がいいですが、牛そぼろも白いご飯との相性がよく、どんどん箸が進む実力派。

加熱式容器で一層、肉のうま味が引き出され、より美味しくいただけるようになりました。

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日光高原牛弁当 けっこうづくめ(加熱容器式)

東武鬼怒川線には、会津若松から「会津鉄道」のAT-700形気動車による快速列車、「AIZUマウントエクスプレス」(会津若松〜東武日光間)も乗り入れてきます。

この快速、東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道・JR東日本(只見線)の4社を直通する列車。

週末には、JR磐越西線の喜多方まで直通運転する日もあります。

懐かしい「SL列車」から新型特急まで、汽車(蒸気機関)・気動車(ディーゼル)・電車(電気)と、動力が異なるさまざまな列車がやって来て、鉄道好きにも“けっこう”な東武鬼怒川線の旅です。

連載情報

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ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/



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