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人間に力を与える代わりに、期間終了後に契約者の命を食らう悪魔の漫画、「悪魔のケイヤク」が泣けると好評です。作者は漫画家の影山凌空(@tatsunoko_777)さん。
悪魔が狙いを付けたのは、貧しい盲目の少女。10年契約を結ぶと目玉に変身し、文字通り彼女の目となります。
しかし、少女が取り戻した視界に見えたものは、娘に起きた奇跡にすら関心のない非情な両親の姿。少女はありったけの食べ物を抱えて、遠くへ遠くへと飛び出しました。
それから先は「マクア」と名付けた目玉――すなわち悪魔と2人旅。さまざま物を見て絵にしようと、夢を抱いて世界を巡ります。
その後どれだけの歳月が流れたのか、悪魔は老いた彼女の枕元に立っていました。10年契約などどこへやら、少女の夢に最後まで付き合ったのです。
「お前の目となって見た世界はきれいだった。最後は俺の目で看取ってやる」――。悪魔の言葉で締めくくられた漫画は、多くの心を打ちました。スレッドには「少女には最後までマクアの姿が分からないのが切ない」「ラストに少女が想像で描いた悪魔の絵が……いい関係だったんだろうな」「少女と一緒に見た景色を、マクアが永遠に抱えるのだと思うと……」など、さまざまな感想が寄せられています。
作品提供:影山凌空(@tatsunoko_777)さん
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