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飼い主に「すぐ戻るから、棒を持っていて」と言われたネコは、ひたすら待ち続け―― 飼い主を探すネコの漫画がシュール(1/2 ページ)

切ないのに面白い。

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 2020年9月7日から突然あらわれた4コマ漫画、「貴重な棒を持つネコ」がとんでもなくシュールだと話題になっています。


貴重な棒を持つ猫1コマ目
(とっても貴重な棒とは)

 この漫画の主人公は、笑顔がかわいい白ネコ、「フーちゃん」です。フーちゃんは飼い主の女性に「すぐに戻ってくるからこの棒を持っていて」「貴重な棒だから大事に持っていてね」と、謎の棒を渡されます。



 飼い主さんの言いつけを守り、貴重な棒を地面につけないように大切に持ち続けるフーちゃん。そしてそのまま……なんと2年もの時が過ぎてしまったのです……! 最初はニコニコしていたフーちゃんでしたが、いつの間にかとんでもない虚無顔になってしまいました。どこからつっこめばいいのか分からない。

 棒を大切に持ったまま飼い主さんを待ち続けていたフーちゃんでしたが、2年経ったところで自分から探しに行くことにしたようです。街中を歩いていたところ、カラスさんから「何持っているんだ」と話しかけられます。



 そしてカラスさんが棒に乗るとフーちゃんは激おこ! 般若のような表情で追い払います。

 ところが、カラスさんが自分の頭に乗っても怒りません。「……ここならいいのか」と不思議に思うカラスさん。そう、フーちゃんはカラスさんが嫌だったのではなく、ただ飼い主さんから渡された貴重な棒を守りたくて必死だったのです。そしてカラスさんと友達になり、フーちゃんの飼い主さんを探す旅(?)は始まるのでした。





 時には棒が思わぬ役にたったり、棒が原因でハプニングにあったりと、棒を通じてフーちゃんはさまざまな人たちと関わりをもっていきます。フーちゃんは無事飼い主さんを見つけることができるのか、そして飼い主が渡した“貴重な棒”とはなんなのか……。シュールすぎる展開から目が離せません。

 Twitter上に彗星のごとく現れた「貴重な棒を持つネコ」(@bouneko11)、略して「棒ネコ」の作者はイラストレーターで漫画家の室木おすしさん(@susics2011)。漫画は不定期に1話ずつ投稿されており、貴重なLINEスタンプも販売されています。

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