悪魔と2020年のカップリング成立したら、町中から人影が消えた ライアン・レイノルズ作「最も金をかけたジョーク」が完成(1/2 ページ)
自粛生活に隠された意外すぎる秘密の発覚。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)感染拡大の影響で、ありとあらゆる自粛がしいられいいことばかりでは決してなかった2020年。その陰には、サタンの存在があったのです。「デッドプール」シリーズで知られる俳優のライアン・レイノルズが12月2日、そんな筋書きのCMをYouTubeに公開。意外すぎる秘密の発覚に「正確すぎる描写」「2020年、何があったかようやく理解した」と理解の輪が広まっています。MMRもビックリだよ。
ライアンが所有する映像制作会社「Maximum Effort」と、マッチングアプリケーション「Match」が送り出すのは、サタンとある女性の恋物語。「Match Made in Hell(地獄でマッチ)」のタイトル通り、退屈を持て余した様子のサタンのスマホにマッチ成立の通知が届くところから物語はスタート。2人が初めて顔を合わせるシーンをときめきたっぷりに描いていますが「きみは……」「私のことは2020って呼んで」と女性が自己紹介するあたりからただのラブストーリーとは趣が違うことを理解します。おーっと。
2020年を擬人化した“2020さん”とサタンがカップルになってしまったことで、迷惑をこうむったのは一般の人々。「残念ながらサタンと2020年がマッチングしてしまったため」スポーツの試合は中止、ジムや映画館は閉鎖、町中から人影が消えることに。無人のスタジアムでハバネロをあーんしたり、堂々と映画を盗撮したり、2人の仲が徐々に深まっていくほどに視聴者は理解するのです。トイレットペーパーが消え、みんなが家へこもるようになった、「ここに描かれているのは私たちの生活だ」と。
ロマンチックに降り注ぐ隕石(いんせき)を並んで見つめながら「今年が終わらなければいいのにな」と語りかけるサタンへ、コメント欄には悲鳴が殺到。「サタンさん、2020はマジでとんでもない相手なので別れた方がいいです」「すばらしいドキュメンタリーだな」と悲惨さに拍車がかかっています。
なお、同作のBGMとなっているのはテイラー・スウィフトの名曲「ラブストーリー」の新録バージョン。ライアンは妻ブレイク・ライブリーを含め、テイラーとは家族ぐるみで仲良くしており、今回のコラボも本人たっての希望で実現したとのこと。「ロミオ、どこか2人きりになれる場所へ連れて行って」と歌う歌詞が「もはや別の意味にしか聞こえない」「これ以上ないほどしっくりくる選曲だ」と話題になっています。
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誠意が全く感じられない謝罪。