東京・神保町にある古本屋さんが作った“本のクリスマスツリー”が、「バツグンのセンス!」「サンタさんも二度見しますね」と話題を呼んでいます。「澤口書店 巌松堂ビル店」さんを取材しました。
話題を呼んでいるのは「澤口書店 巌松堂ビル店」にて展示中の“クリスマスツリー”。緑の装丁でおなじみの東洋文庫の単行本を積み上げたものなのですが、その積み上げ方の芸術性の高さから、大きな反響を呼んでいます。
数十冊を費やして作られたこの“本のクリスマスツリー”の頂点には、きちんとトップスターも置かれており、「積み方のバランスと、選書のバランスの、両方」「東洋文庫でツリーを作るとは、神保町の雰囲気に合いますね」「東洋文庫の装丁っていいよね」「センス良いなぁ」といった声が上がっています。
澤口書店を取材
ねとらぼ編集部では「澤口書店 巌松堂ビル店」を取材。“本のクリスマスツリー”誕生の経緯を聞きました。
――ネット上で本のクリスマスツリーが話題になっていますが、反響はいかがでしょうか。
澤口書店:ありがとうございます。写真を撮りに来てくださる方もいらっしゃったり、評判は上々です。
――本のツリーを始めたのはいつごろからですか。
澤口書店:おととい(12月11日)からです。基本的に東洋文庫さんの本にはベージュのカバーがついているのですが、うちは古書店なので、そういったカバーがついていない本も在庫として持っているんです。たまたま今年はそういう状態のものがたくさんあったので、このアイデアを思いつきました。
――積んである本を購入することは可能ですか。
澤口書店:積んである本以外にカバーがついたものもありますから、なるべくカバー付きをおすすめしています。他の商品や店内については基本撮影NGですが、クリスマスまでは撮影OKとして、なるべくこの状態のまま置いておこうかなと思っています。
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