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薬剤師が応対の苦労を描いた漫画が気の毒 「保険証のご提示を」→「何の意味があるんだ!! 断る!!」(1/2 ページ)
もっと穏やかに接してあげて……。あと、見せないと自費になることも……。
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新人薬剤師の「みす・ぱんだ(@PANDA_DRUG1105)」さんが、日々の業務で困ったことを描いた漫画が大変そうで気の毒です。利用者の当たりが強い……。
漫画に描かれているのは、来局者の応対時に起こる困りごと。例えば、膨大な時間がかかる一包化(※)を、「バスの時間あるからすぐやって」などと、無理を言われてしまいます。
※朝食後・昼食後・夕食後など、服用時期が同じ複数の薬を1袋ずつパッケージすること。簡単なケースでも5〜10分、薬の量が多いケースでは30〜60分かかるという(参考:会喜調剤薬局グループ)
またある日、副作用がなかったか確認すれば、来局者から「薬数えてさっさとよこせ」と乱暴な返事。混雑時には来局者から「いつまで待たせるつもりだ!」「もっと急ぎなさいよ! のろま!」などと心ない言葉も……。さらに来局者に保険証の提示を求めると、「病院で見せてるのに何の意味があるんだ!! 断る!!」と怒って帰られてしまいます。薬代の負担率など、大事な意味があるのだから、そんなケンカ腰にならなくてもいいのに……。
漫画には「こんなきついことを面と向かって言われることあるのか」「薬剤師さんってすごいなって思う」といった同情の声や、「ほぼ言われたことがある」という同業者からの共感が寄せられました。病んでいるとなかなか余裕をもてないものですが、そんなときこそ穏やかでありたいと自戒した次第です。
作品提供:みす・ぱんだ(@PANDA_DRUG1105)さん
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