「泣き止まない赤ちゃんから逃げたい」 産後1カ月で育児から逃げたくなった経験を描いた漫画に多くの共感(1/2 ページ)
今は親バカだけど、ほんの数カ月前までは育児から逃げたいと思っていた話。
里帰りから戻って親子3人での生活が始まった途端、子育ての壁にぶつかって逃げ出したくなってしまった時のことを描いた漫画が、多くの子育て経験者からの共感を呼んでいます。
里帰りを終えて親子3人での生活を始めると、息子は何をしても泣き止まなくなりました。抱っこで泣き止ませられないのは「母親失格」。そんなレッテルを貼られた気持ちになり、周りの目が気になって家にこもる日々が続きました。
多忙な夫にも遠方の実家にも頼ることができず、誰にも助けを求めることができないで逃げ出したいと思い詰める日々が続く中、自治体の助産師さんが訪問してきました。
泣きながら助産師さんにつらい気持ちを話をしたことで少し冷静になり、その後は両親や友人たちに話をきいてもらうように。「赤ちゃんが泣いててもつらかったら別室で休んでいい」「赤ちゃんは何しても泣く時は泣く」などのアドバイスをもらい、少しずつ気持ちが変化していきました。
泣き止ませることができなくても自分を責める必要はないと思ったら、泣き声を聞くのも少し楽になってきました。そして久しぶりの散歩に出ると、やっと息が吸えたような感覚に。心に余裕ができて、抱っこも嫌がられなくなりました。
つらい時期もあったけど、今となっては立派な親ばかになったという作者のあむち(@rk_amc)さん。現在は息子さんの成長する姿を漫画やイラストにして、親ばかっぷりをTwitterとInstagramに投稿しています。
漫画には育児経験をした読者から多くの「分かりすぎる」「まさに同じ状況だった」「驚くほど悪いことしか考えられなかったけど、今は可愛くて仕方ない」などの声が届いていて、苦労したけど今となっては育児を楽しんでいる様子が伺えます。大変な時は、周りに弱音を吐くことも大事ですね!
画像提供:あむち(@rk_amc)さん
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