「ぜったい夢はかなうよ!」と、10年前の自分から手紙が届いた――。あるTwitterユーザーに起きた出来事が感動を呼んでいます。現在の自分は、あのとき思い描いた“未来の私”になれているでしょうか……?
事の起こりは、「10年後の自分に手紙を書こう」という小学校の企画。投稿主のぐしこ(@RHTY_5780)さんは、「マンガ家になるっていう夢をかなえようとしてるの? もしそれだったら、前、頭の中で作った物がたり、覚えてる? それ、かいてみて、ママも言ってたけどぜったい夢はかなうよ!(原文ママ)」とつづり、未来の自分がどれだけ上手になったか確認できるよう、イラストを添えて提出しました。
手紙は学校が保管し、きっちり10年たってから本人へ郵送。ぐしこさんはすっかり忘れていた過去からの手紙に驚くとともに、幼き日の自分へ答えるように、はるかに上達したイラストを披露しています。夢の実現へ着実に進んでいる……!
「10年間の進歩がすばらしい」「続けているとこうも変わるんだ……」「年始早々グッときた。励みになりました」と、多くの人を勇気づけたこのツイート。編集部はぐしこさんを取材し、手紙にまつわる思いを聞きました。
10年前の自分へ「まだ描きまくってるよ!」
―― 10年前に手紙を出したことは覚えていましたか?
ぐしこ 全く覚えておりませんでした。手紙が急に届いて本当に驚きました。恥ずかしさ6割、驚き4割ぐらいの気持ちです。見た人の笑い話になればいいかなと思い、ツイートしました。
―― 手紙にある「頭の中で考えた物語」は覚えていましたか?
ぐしこ なんとなく心当たりはありますが、これというものは分かりません。
―― これからその物語を実現する気持ちは……?
ぐしこ 今はイラストレーター志望なのもありますが、かすかに覚えている話も、質の悪い物語になりそうなので描きません。私は好きですが……物語を書く才能はおそらくなさそうです。
―― 手紙を出した当時の自分に返信するとしたら、何と書きますか?
ぐしこ 「まだアホみたいに絵描きまくってるよ! 安心しろ!」ですかね。
10年前とは方向性こそ変わりましたが、ぐしこさんは今もなお、絵に関わる夢へ向けて活動中。SKIMAを介してキャラクターデザインやイラスト制作をしつつ、年内には本格始動したいと抱負を語りました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.