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【お料理初心者時代のやらかし】知らないと意外と気付かない「だし汁1カップ≠白だし1カップ」(1/2 ページ)

それでも食べてくれるお父さん、やさしい。

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 「お料理初心者だったころの失敗談」を伺う読者募集企画。今回は「だしとだし汁の違いを知らなくて……」というお話。

連載企画:お料理初心者だったころのミス、教えてください

「知識や経験がなければうまくいかない」というのは、身近な家事にも当てはまる話。当たり前のようにこなしている人がたくさんいるからといって、簡単とは限りません。……というか、そういう人たちも失敗を重ねた結果、できるようになっただけなのかも。

そこで、いろいろな人から家事の中でも特にお料理の失敗談、つまずいたポイントを聞いてみて、暮らしのヒントにしようという企画です。

だし汁1カップ≠白だし1カップ



 中学生のころ、わが家では1週間で決まったレシピの材料が毎日届く宅食サービスを利用していて。私は父が料理する横で少し手伝うくらいの料理経験だったのですが、ある日、親子丼のレシピに「だし汁1カップ」と書いてあるのを見て、白だしを1カップ計って使いました。

―― あっ……。

 めちゃくちゃしょっぱい親子丼ができあがったことに気付いたのは、実際に父が食べたとき。率直に「なんだこれ!?」みたいな反応でしたね。「どうやって作ったの?」と聞かれ、説明したら「あぁ、そりゃしょっぱいわ……」と。

 あとで「だし汁1カップだったら、水1カップに白だし少々くらいでいい」ということを教えてくれました。

―― パッケージに「1:10(白だし:水)」のように書いてあっても、知らなかったらなかなか気付けないですよねそれ。

 濃い味が好きな父が「塩からい」と表現していたので、そりゃもうしょっぱかったんだろうと思います。ですが、捨てずに食べてくれましたね。

本企画では取材させていただける読者の方を募集しています

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