アーティストが一発撮りのパフォーマンスを披露するYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の第87回に、ボーカルグループ「Little Glee Monster」とアカペラグループ「ペンタトニックス」が登場。1月27日、日米の垣根をまたいで完成されたコラボレーション動画が公開されました。
“リトグリ”の愛称でおなじみのLittle Glee Monster(以下リトグリ)は、5人組女性ボーカルグループ。一方のペンタトニックスも同じく5人組のアカペラグループで、グラミー賞で3度の受賞歴を持つ超実力派です。日本での人気も高く、過去に9回来日しています。
THE FIRST TAKEでリトグリとペンタトニックスが披露したのは、2020年11月にリリースされた両者のコラボレーションシングルで「友を思う気持ち」が込められた楽曲「Dear My Friend」。過去にステージで何度も共演している両者ですが、ペンタトニックスは米ロサンゼルスからリモートで撮影に参加しています。一方のリトグリは東京から歌声を重ね、コンセプトに従いそれぞれ一発撮りしたものを編集によって1本の動画に仕上げました。
同曲では、英語が母語のペンタトニックスも日本語で歌唱。ライブ歌唱するのは今回が初めてとあって、パフォーマンス前には「練習してきた?」と確認しあうなど緊張した面持ちでしたが、いざパフォーマンスがスタートすると様子は一変。伴奏がなくともぴったりと息の合った歌声を披露し、居場所の違いを感じさせない見事に調和したハーモニーを響かせています。
動画にはお互いに「リトグリがいればよかったのに」「日本に行きたかったね」「本当はペンタと一緒にやりたかった」とこぼす、両者の良好な関係を感じさせるシーンも収められています。加えてリトグリは、2020年12月から体調不良で休養中の芹奈さんが不参加という点に触れ「4人でも気持ちは変わらず5人でお届けしたい」と強調。それぞれのメンバー10人が「離れていてもつながっている」と見るものに訴えかけるパフォーマンスとなりました。
リトグリとペンタトニックスのFIRST TAKEは、公開から1日半で100万回近く再生されていて、日本語と英語で両者のファンからの感想が投稿されています。「遠く離れた友人Pentatonixへ向けてだったり、休養中の芹奈へ向けてだったり、いろんな形に昇華されて良い作品になってる気がする」「この曲が日米の架け橋になりますように」と願うコメントも見られました。
またあらためてペンタトニックスのナチュラルな日本語での歌唱に驚いたという声も。かねてロックバンド「Official髭男dism」の「Pretender」など日本語楽曲のカバーをしていましたが、ライブでの歌唱を目の当たりにして「ネイティブなんじゃないかと思うレベル」「歌うまい人は耳が良いから日本語でも歌えるのか?」と感嘆するコメントが多数投稿されています。
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トレーニング中に「Pretender」を口ずさむ姿も。