アイドルグループ「たこやきレインボー」(たこ虹)の春名真依さんが当面の活動を自粛することが、グループの公式サイトで2月3日に発表されました。YouTubeでの“不適切な発言”に起因するものですが、その対応を巡っては、「反省はしたほうがいいけど、自粛って、そんなの必要?」「過剰な自粛は良くない」などさまざまな声があがっています。
公式サイトでは2月3日に所属事務所名で、1月23日にたこやきレインボー公式YouTubeで生配信した内容に、春名さんの不適切な発言があったと説明。「この度の事態を重く受け止め、本人およびご家族と協議の上、春名真依の芸能活動を当面の間自粛する」と処分を報告しており、「今後二度とこのような事態が起こらないよう、本人ならびにメンバー、スタッフへの教育を徹底し、信頼を取り戻すべく全力でサポートしてまいります」と再発防止に務めるとしています。
該当動画は現在は確認できませんが、配信中に妖怪・餓鬼をモチーフにしたフィギュアが話題になった際に、春名さんが賤称語を使用。本人に悪意はなく、知識不足から意図せず口をついて出てしまっただけのようですが、活動自粛に際して春名さんは「私のYoutube生配信での大変不適切な発言で、ご不快な思いをさせてしまったことを心からお詫び申しあげます。言葉の意味の誤解、自分の無知によって、こうした事態を引き起こしてしまったことを、深く反省しております」と謝罪文を発表しました。
たこ虹は、ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学などに続くスターダストプロモーションの女性アイドルグループとして2012年9月に結成。2014年以降メンバーの増減はなく、現在は5人で大阪を拠点に活動しており、春名さんは結成当時からのメンバーです。なお、グループは春名さんを除く4人で活動を継続。ただし、公式YouTubeで配信していた「たこ虹の家にいるTVリターンズ」の生配信は当面休止するとしています。
差別用語を使用したことは事実で、線引きは非常に難しいところではありますが、“言い間違え”で活動自粛という厳しい処分にファンからは「たった一度言葉選びの間違いでそこまで一人の女の子を追い詰めたりしないでください」「悪気があって言ったわけじゃないのに自粛というのは……」「配信の中で謝れば済むことでは? と個人的には思いますが」「文脈上悪意がないのは解っていても、傷つく方がいる以上、まいまい、メンバー、スタッフさん各々が苦渋の決断をせざるを得なかったと思います」などさまざまな声があがっています。
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