帰宅したお父さんが、ポストで娘さんからの手紙を発見。そこから始まる娘さんによる宝探しゲームがTwitterで話題になっています。ゲーム開始を伝える最初の手紙には「1っかいのまどにある」の文字……かわいさとワクワクで笑顔になる!
すでに娘さんは眠っている時間。手紙を見つけた漫画家の宮川サトシ(@miyagawa_sato)さんは「人生で帰宅してポスト覗いてこんなにワクワクしたことないんだが…」と、ノリノリでそこに書かれた場所に行き、2つ目の手紙を見つけます。そこにはまた新たなヒントあり、今度はその場所へ。「(手紙は)あったけど何だっていうんだ…」。
手紙に書かれていた場所は「はなのつぼ(※娘さんの工作)」「てぃっシュけースのうら」「うみのとしょかんのうら(※絵本)」「かいだんだんのいちばんした」など。宮川さんは「おい娘…お前はもう眠っているが、眠りながらにしてお前は俺をコントロールしているぞ…」と、どこかに誘われるように動かされ、思った以上のミッションの多さに驚きます。まさか7つも手紙を隠しているとは……! しかも隠し方が絶妙!
そして見つけた最後の手紙には、「とうとうプれぜんとが」と書いてあります。場所のヒントから見つけた鍋の中を見てみると、そこにはお父さんが一番好きなお菓子「わさびのり太郎」が入っていたのでした。娘さんの楽しませようという気持ちとお父さんへの思いが詰まったゲームに、たまらずほっこり。
「娘よ、素晴らしいエンターテイメントだったぜ…一本の映画を観たぐらいの満足感が得られたよ。お前は五歳にして俺を超えたんだ、胸を張っていいぜ…」(宮川さん)
なお、次の日、宮川さんは、娘さんがその日に絵本『きょうはなんのひ?』(作・瀬田貞二/絵・林明子)をたまたま喫茶店で読んでいたことを聞いたそうです。また2020年10月には、宮川さんが娘さんに同様の“宝探し手紙ゲーム”を仕掛けていたことを明かしています。それでも「まさか子供から仕掛けられるとは思ってませんでした」と、突然のゲームにはビックリしたようです。ちなみに娘さんは今回、ひとりで1日掛けて計画を練っていたとのこと。親子でお互いに楽しませようとする関係がすてきですね。
テレビアニメ化もされた漫画『宇宙戦艦ティラミス』(関連記事)などの原作を担当する宮川さんは現在、漫画『ワンオペJOKER』(作画・後藤慶介さん)を週刊モーニングとコミックDAYSで今年の1月から連載中。こちらの新作は「バットマン」の舞台・ゴッサムシティでジョーカーが育児を始める物語となっています。
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