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iPhoneの画面に映したおじさんを、リアルタイムで初音ミクにチェンジ! iOS向けに開発中のカメラアプリが、夢のようだと話題です。これで誰でもミクさんに。
開発者はエンジニアのあるしおうね(@AmadeusSVX)さん。自らデモ動画に登場し、ミクさんに変身してみせました。認識された人物はアプリ上で消され、代わりにミクさんの3Dモデルが表示されます。被写体の動きに合わせてリアルタイムで動くので、まるでVTuberが現実世界に飛び出したようです。
Twitterでの反応は「全人類がミクさんに」「この仕組みを目に埋め込みたい」「実はおじさんを消す技術が一番すごい」「屋外へ出にくいVTuberの弱点を解消できるかも」と絶賛の嵐。「ぜひ試してみたい」と、リリースを待ち望む人も多いようです。
あるしおうねさんに詳細を聞いたところ、このアプリはiOSのAR(拡張現実)向け開発ツール「ARkit」を活用したもの。人を認識してポーズ(手足の角度)を推定する機能を用いて「人の映った領域」を特定し、人のいない背景に差し替え。そこにミクさんのVRM(人型3Dデータ用ファイルフォーマット)を、被写体と同じポーズで表示しているのだそうです。
アプリはiOS 14(iPadOS 14)以降に対応するiPhone(iPad)用にリリース予定。今のところ手持ちの端末(iPhone 12 Pro Max)でしか動作確認をしておらず、任意のVRMモデルを読み込む機能など未実装の部分も多いことから、しばらく時間がかかるとのことです。
動画提供:あるしおうね(@AmadeusSVX)さん
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