「相性良さそう」「楽しみすぎる」 「ターミネーター」がNetflixでアニメシリーズ化、Production I.G制作に期待値高まる
押井守さんは「正気か!」と反応。
映像配信サービスのNetflix(ネットフリックス)は、大ヒット映画シリーズ「ターミネーター」を新たにオリジナルアニメシリーズとして制作することを発表しました。これは、「ターミネーター」としては初のアニメ化作品となります。
「ターミネーター」シリーズは1984年公開(日本では1985年公開)の映画第1作を皮切りにこれまで映画6作品、ドラマ作品2シーズンが制作。いずれも実写作品でした。初アニメ化となる今作の製作総指揮は映画「ザ・バットマン」のマットソン・トムリンが務め、アニメーション制作は「攻殻機動隊」で知られるProduction I.Gが担当します。
トムリンは「私は大きな揺さぶりをかけてハートをつかむことを信条としています」とした上で同作に関わることを光栄だとコメント。一方、Production I.Gの代表取締役社長・石川光久さんは、「付き合いの長い押井守に『ターミネーター』のアニメ化の話があるんだけどどう思うと聞いたら、『石川、正気か!』という言葉をもらいました。これで「ターミネーター」をやるべきだと確信しました」とアニメ演出家の押井守さんの反応を交えてコメントしています。
Netflixコンテンツ部門のバイス・プレジデントであるジョン・ダーデリアンは「今回新たに制作するアニメシリーズは、これまでに観たことのない『ターミネーター』の世界を探求するものです。機械と人間の壮大な戦いの次なるストーリーをファンのみなさんにお届けできますことを、とても待ち遠しく思います」と新たな「ターミネーター」への想像を膨らませてくれるコメントを出しています。なお、現時点で放送開始時期などは公表されていません。
この発表に対しネットでは、「アニメ化!?」「おお! これは楽しみ〜」「意外!」など驚きや期待の声があった他、「IGはターミネーターと相性良さそう」「ターミネーターがIGでアニメ化は楽しみすぎる」「スタイリッシュに仕上げそう」など、Production I.Gによる“新生ターミネーター”への期待も見られました。
(五月アメボシ)
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