「似合わなくても着たい服」があってもいいーーそう背中を押してくれるエピソードを描いた漫画がTwitterで公開されています。作者はファッションについての絵や漫画を描いている皿 割子さん(@sarawarimakuri)です。
パーソナルカラー診断を2回受け、2回ともブルーベース夏だった皿 割子さん。明るくてくすんだ色や青みカラーが似合う一方で、オレンジのヘアやイエローのトップスなど「黄色み」のある色では顔色が悪く見えてしまい、何度も「事故ってきた」といいます。
そんな皿 割子さんがある日古着屋で一目惚れしたのが、鮮やかなオレンジにピンクのチェックが入ったシャツ。Aラインで肩が落ちたデザインもかわいく、苦手意識のあったオレンジの服でしたが購入を決めました。
試着時に「服にしか目がいかない」と思った皿 割子さんは、バッチリヘアメイクをしてシャツを着てみることに。すると、出かけた先の古着屋の店長さんに「そのシャツどこのスか?」と声をかけられます。驚きながらも、「US古着です! かわいくて一目惚れして…でもちょっと着るの緊張しちゃうんですよね」と打ち明けた皿 割子さん。
「黄色みが苦手なのにネオンカラー選んじゃって でもやっぱり好きで手離せないんです」という皿 割子さんに、店長さんは共感しつつ「でもそういう服があっても良いっスよね 似合わなくても着たい服ってのがあってもそれはそれで楽しいスから」という言葉をくれたのでした。
この出来事を経て、「似合わなくても着たい服があっても良いよね」という気持ちを新たにしたという皿 割子さん。パーソナルカラー診断や骨格診断などが人気を集めていますが、それらも「より似合うもの」を知るためのツールです。「似合わない」「苦手」にとらわれずに、自分がきれいだと思うもの、好きだと思うものを心に持っておきたいですね。
画像提供:皿 割子さん(@sarawarimakuri)
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