advertisement
卒業式の日、なぜか関わりのない男子から第2ボタンをもらう女子の漫画が、切なさでいっぱいです。
卒業式の日に好きな男の子から恥ずかしげに制服の第2ボタンをもらう女の子、というのは、甘酸っぱい青春の一幕としてよくある光景です。しかし山場くんの元にきた女子は、ちょっと違いました。
真顔で一言「第2ボタンちょうだい」と、手を出してきました。今まで関わりはなかった女子で、声を掛けられたことそのものに驚きを隠せません。ボタンをもらっても素っ気なく「ありがと」と告げただけです。
彼女は友人の一条さんといつも一緒で、男子には興味なさそうと思われています。実際、彼女は奥手な一条さんのために、わざわざボタンをもらいました。しかし彼女が彼からボタンをもらったのは、心の中にひた隠しにした思いがあったからでした。
本当の気持ちを隠したまま、もらったボタンを渡した女の子。その切ない思いは誰に告げることもなく、一人で抱えたままにするのでしょう。いつか彼女も幸せになれると良いですね。
作者はTwitterに漫画を投稿している輪立さく(@39wdc)さん。これまでの作品はpixivでも読むことができます。
作品提供:輪立さく(@39wdc)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.