「スポーツしてないからや!」「学校に行った方がいい」不登校の末っ子への家族の反応はさまざまで…… ある家族の成長を描いた漫画の続きが気になる(1/2 ページ)
学校に行けなくなってしまった娘に、母は、家族は。
我が子が不登校になったとき、その家族は何を思うのでしょうか。4人きょうだいの末っ子の不登校と、彼女を見守る家族の成長を描いた漫画「中学生不登校(ふっとこ)ポコちゃん日記」がInstagramで連載中です。
「中学生不登校ポコちゃん日記」は、ポコちゃんの母親の秋風めぐみ(pocoreism38)さんが、ポコちゃん本人と家族の了承のもとに描いている作品です。
主人公は、中学校入学時から学校生活になじめなさを感じていた中学1年生のポコちゃん。第3話から第5話では、不登校になったポコちゃんに対する家族のさまざまな反応が描かれます。
登校時に玄関から出られなくなってしまったポコちゃん。そんな彼女に、秋風さんは「わかった、今日は休もう」と学校に行けないことを受け入れます。
学校に行けなくなったポコちゃんに対して、家族の反応はさまざまでした。社会人の長女は「友だちを無理に作ろうとしなくてもいいけど、学校に行った方がいい」と言い、高校生でラグビー部の長男は「スポーツしてないからや!」と自論を展開。父親は、無理にでも学校に連れていった方がいいと思っているようでした。
家族であっても、「不登校」とはそれぞれ向き合い方や考え方が違うもの。秋風さんは、ポコちゃんの気持ちに共感しつつも、末っ子にして初めての経験である「子どもの不登校」に戸惑い揺れ動きます。
ポコちゃんが不登校だった当時は「Instagramで不登校を検索する余裕もなかった」という秋風さん。この作品は、「他のお家の事情を聞いてみたい」というその頃の気持ちを思い出し、「我が家を見て安心したり、クスッと笑顔になってくださる方が1人でもいたら」という思いで制作を始めたのだそうです。
「中学生不登校ポコちゃん日記」は現在Instagramで第14話まで公開中。今後、ポコちゃんや秋風さんら家族ががどのように変化していくのかが気になるところです。
作品提供:秋風めぐみさん(Instagram/Twitter)
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