一目ぼれした保護猫さんをお迎えした時の体験漫画が、Twitterに投稿されています。
一目ぼれした保護猫を我が家に迎える話
紹介してくれたのは漫画家の猪狩そよ子(@soyoko_igariii)さん。6年ほど前に里親募集のサイトを見ていたところ、まん丸オメメのハチワレ猫「まるめ」ちゃんに一目ぼれしてしまったといいます。
その日以来、寝ても覚めてもまるめちゃんの事ばかり考えていたという猪狩さん。夫のアドバイスもあり、ダメ元で申し込みをしてみました。
他にも申し込みがあったそうですが、在宅時間が長いことを理由に譲ってもらえることに。まるめちゃんに会うために保護主さん宅に向かいます。
緊張で固まっていましたが、まるめちゃんは期待通りの愛らしさ。2人はすっかり気に入ってしまったようです。
まるめちゃんがさみしくないようにと多頭飼いを希望していた猪狩さん。前日の夜に保護されたばかりの「めい」ちゃんを紹介されます。話がまとまり、猫グッズなどの準備も整えて2匹をお迎えします。
楽しい猫ライフが始まると思っていた猪狩さんですが、野良生活が長かった2匹は警戒心がMaxに。ごはんだけ置いて別室で様子を見ることにしました。
そんな生活を3日ほど続けていると、めいちゃんがオモチャで遊んでくれるように。まるめちゃんは遠くからじーっと見守っています。
地道な努力を繰り返し、少しずつ距離が近づいてきたまるめちゃん。初めて足元にすり寄ってきたときの喜びは今も忘れられないといいます。
日本では子猫が人気がありますが、成猫は性格や個性がはっきりしているので自分たちのライフスタイルにあった子を選ぶことができるメリットがあるとのこと。「猫を飼いたいと思ったら、ペットショップに足を運ぶ前に捨て猫や保護猫のことを思い出して欲しい」と書いています。
ちなみにその後、猪狩さんのお宅には赤ちゃんが誕生したとのこと。猫ちゃんたちと一緒に、にぎやかに過ごしているそうです。
こちらの漫画は動物愛護チャリティ本「もふもふのほんと」に収録されているもの。「LOVE SO LIFE」(白泉社刊)の作者であるこうち楓さんが発起人となり、“動物の命の大切さを伝えたい”という思いに共感した13名の作家が寄稿しています。販売収益は、NPO法人ねこけんをはじめとした、動物愛護団体に寄付されるそうです。
ちなみに紙の単行本を購入できるのは2021年3月29日までとのこと。紙版が欲しい方はチェックしてみてはいかがでしょう(電子版は今後も継続して販売予定です)。
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