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メデューサの片思いは100年越し 石化した王子様との恋を描いた漫画に胸キュン(1/2 ページ)

好きの気持ちは永遠に。

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 敵だと思って石化させたのが王子様だった――。メデューサの姫が、石にしてしまった王子様に100年間片思いをする漫画「石のとなりに100年」がキュンキュンします。描いたのは週刊少年サンデーで新人賞を2回受賞した、漫画家の二宮ユウキさん。漫画は二宮さんの誌面デビュー作をTwitterに再掲載したものです。


石のとなりに100年



 遠い国のあるお城に住むヘビのお姫様。彼女に睨まれると「100年間石になる」という呪いがかかってしまいます。しかし彼女の生き血には死者を蘇らせる力があるといわれ、そのため国中の殺し屋から命を狙われる日々を送っていました。これまで石にされた殺し屋は数知れず。


石のとなりに100年

 そんな中で1人、手違いで石化してしまった人物がいます。それは彼女を助けに来た王子様。いつものように流れ作業で石にしてしまった後で、「助けに来た」と書かれた手紙を見つけますが時すでに遅し。かくして、彼の呪いが解けるまでの100年間、ひたすら待ち続ける彼女の生活が始まりました。


石のとなりに100年

 石になったまま動かない王子に対し、一人で話しかけ続けるお姫様。あるときは自分の脱皮姿を見せつけてみたり、石像に溜まったホコリを掃除してみたり、「今日の殺し屋」の愚痴を一方的にぶつけてみたり。30年、50年、60年……やがて80年が過ぎるころには、恋する気持ちがどんどん強くなっていました。


石のとなりに100年

 そしてとうとう99年と11カ月30日が経過し、石化解除まであと1日となります。「あなたのおかげで、一番長い100年だったけど、一番短い100年だったわ」「…じゃ!! お休みなさい!!」とお姫様。

 果たして100年の片思いは実るのか……? 物語の結末はぜひ漫画でお楽しみください。


(C)二宮ユウキ/小学館


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