ボカロPで小説家のじん(自然の敵P)さんが4月1日、自身が楽曲と小説の制作を手掛ける「カゲロウプロジェクト」の10周年をTwitterで報告。10周年記念企画の第1弾として、2014年7月に投稿された楽曲「チルドレンレコード」のリブート版がYouTubeで公開されました。
「カゲロウプロジェクト」は、じんさんが2011年2月にニコニコ動画へ投稿した楽曲「人造エネミー」から始まったもの。新曲の登場とともに明らかにされていくキャラクターや物語、ロックやポップからしっとりと落ち着いた曲など幅広い音楽性や、見応えのあるMVが魅力で、10代を中心に絶大な人気を誇りました。
2012年には、じんさん自身の執筆による小説『カゲロウデイズ』とそれを原作とした漫画が発売。2014年にはアニメ「メカクシティアクターズ」が放送されるなど、さまざまな媒体で物語を展開してきました。
1日、じんさんは10周年を記念して同プロジェクトのオープニングソングともいえる「チルドレンレコード」のリブート版をニコニコ動画とYouTubeで公開。2014年に公開されたオリジナル版とは違い、初音ミクさんによる歌唱となっており、これまで公開されてきたカゲプロ楽曲や小説の展開など、10年間の要素を随所に散りばめたMVとなっています。懐かしさで泣きそうだよ……。
MV公開後、じんさんは「ご報告」と題してTwitterを更新。「10周年を記念して『音』と『絵』それぞれのクリエイターにカゲプロをリメイクしてもらうことになりました」と、リブート企画「メカクシティリブート」の始動を発表し、「チルドレンレコード」のリブートはその第1弾であったことを報告。「あの人やこの人がカゲロウを鮮烈にしてくれると思うので、どうぞお楽しみに」とファンの期待をあおりました。
「チルドレンレコード」のリブートMV公開に、ファンからは「懐かしすぎてやばい」「当時カゲプロを好きだった少年少女たちが成長して今これ見てるのがエモすぎる」「青春を彩ってくれた一作が、こうしてさまざまな形でまだ世に出続けてくれてるのが本当にうれしい」「『少年少女前を向け』にどれだけ生かされたか」など、感激する声が続々。同楽曲は2日よりiTunes StoreやSpotifyなどの音楽サービスで配信されています。
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