娘と“そら豆の下ごしらえ”をして涙ぐんだ漫画 毎春思い出すエピソードに共感集まる（1/2 ページ）

成長して変わったこと、変わらなかったこと。

[谷町邦子，ねとらぼ]

　早春から初夏にかけてが旬のそら豆。毎年春、そら豆を見るたびに思い出す幼い娘とのエピソードの漫画が投稿され、Twitterで多くの共感を集めています。作者は育児絵日記やエッセイ漫画を発表しているおのり（@peanuts0141ne）さん。

おのりさんが真剣にそら豆の下ごしらえをする娘の表情に見たものは……

漫画本編を読む

　おのりさんは春になるとそら豆を買い、娘と一緒に下ごしらえをします。小さな手で一生懸命豆を取り出そうとする娘を見て、おのりさんは赤ちゃんだった頃の娘を思い出しました。

春が来れば、そら豆を見れば思い出すこと

　その日おのりさんはご機嫌ななめの娘をあやすため、皮から取り出したそら豆をケースに入れて、ガラガラのように揺らしシャカシャカと音を鳴らしました。すると、娘はケラケラ笑った後、真剣な表情でそら豆で遊び始めたのです

そら豆で遊んでいた子どもが、一緒に下ごしらえをするように。どちらも、今、その瞬間に熱中

　おのりさんは遊びに夢中な赤ちゃん時代の娘と、少し大きくなり一生懸命豆を取り出す今の娘の表情を重ねます。そして、娘の成長を感じ、じんわりと涙ぐむのでした。

　コメント欄には、漫画を見て自分の子どもとのエピソードを思い出し、ジーンとしたり、感動のあまり涙腺がゆるくなったという人が続出。また、子どもはいつか大きくなってしまうから、今を大切に過ごそうと思った人や、今年も子どもとそら豆むきを一緒にやろうと思った人までいて、共感するだけでなく、気持ちが変化した人も少なくないことがうかがえます。

　中には、そら豆が食べたくなったという人も。確かに母子ふたりで楽しそうに下ごしらえをしているのを見ると、おいしそうに思えてきますよね。おのりさんはこの他にも、日々のエッセイ漫画や、育児絵日記として娘さんのイラストなどを投稿しています。

作品提供：おのり（@peanuts0141ne）さん

（谷町邦子　Facebook／Twitter）