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何でも寒天で固める秋田県民、「横手やきそば」までプルプルにする 衝撃グルメ「やきそば寒天」誕生秘話を販売店に聞いた(1/2 ページ)

秋田県横手市の道の駅で販売されています。

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 秋田県南部にはさまざまな食べ物を寒天で固める食文化が存在します。野菜やフルーツは序の口で、中にはポテトサラダや食パンを寒天にしてしまう家庭もあり、秋田県民以外からすると、あるいは県民でも地域が異なれば驚きの郷土食です(関連記事)。

 そんな秋田の“寒天文化”にことさらローカル色強めの組み合わせが登場し、Twitterを賑わせています。なんとあのB級グルメ「横手やきそば」をプルプルに固めてしまうお店が現れたのです。同商品を販売店する道の駅「十文字」に話を聞きました。


画像提供:おいち(@oichi0901)さん


 「『寒天でなんでも固めて食べる文化』は、ここまで来ました」とTwitterに投稿され、その衝撃的なビジュアルから拡散されている“やきそば寒天”。横手やきそばの特徴といえばもっちり食感がおいしい太麺ですが、ソース色の寒天に閉じ込められると、水中をうごめく生き物の触手のようにも見えます。

 こちらの商品を販売する秋田県横手市の道の駅「十文字」によれば、やきそばと寒天を組み合わせる発想は利用客から寄せられたもの。寒天文化が根付く地元住民に、寒天を使った新商品のアイデアを募集した所、同じくローカルフードである横手やきそばの名前が挙がったといいます。

 商品の開発は道の駅内の飲食店「福龍」と、道の駅に商品を卸す「さくらグループ」が共同で担当。前者は“横手やきそば暖簾会”に所属しており、後者は地域のお母さんを中心に活動する団体。まさしく“地元の味”が期待できそうなコラボレーションです。

 ちなみに、こちらの寒天は温めたりせず、固まった状態でそのまま食べるのが県南流。味が気になる方は手作りにチャレンジしてみるのも一興かもしれません。

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